日本の家計の金融資産は、2023年9月時点で2,121兆円と、日本円ベースでは、右肩上がりの状態ですが。昨今の「円安・ドル高」のせいで、「米ドル」換算だと14.2兆ドルで、なんと約12年前のピークからは「3割※」も減少しているとのことです。※日銀調べ
世界の基軸通貨は、日本円ではなく「米ドル」です。過去12年間で、日本円でお給料をもらい、日本円で貯金をしたり、日本円で投資をしたりして来てしまった大多数の日本人・・・。積極的に「米ドル」に両替して、米国株を中心とした「米ドル」で投資をし続けてきたごく一部の人たち・・・。両者間には大きな差が勝敗結果として数字に現れてしまっているのではないでしょうか?
ちなみに僕の場合は、金融資産の大多数を、かなり以前(20年前)から「米ドル」で持っている状態だし。株のポートフォリオも、かなり前からほとんど「米ドル」ベースの「米国株」です。ここ10年ほど、「米国の成長株」の株価が、カチ上げ状態になりましたが、日本円換算だと、米ドル自体も約1.5倍になってしまっているので。日本円換算だと、「不労所得」的な部分の成果が、正直、自分でも驚くほどの状態です・・・。
日本に一時帰国した際、日本で買い物をしようとした際、かなりお安く感じてしまうのは。インバウンド系の外国人観光客と、同じ状況ではないでしょうか?僕自身が直接労働して稼いだ部分、ビジネスと言われるものからの収入と比べても。何もしないで、放ったらかし状態で増大してしまった分の方が、圧倒的に大きくなってしまっている現実。
僕の働いて稼ぐ能力が低いのが問題なのか?「米ドル&米国株」の上昇パワーが強烈すぎたのか?どちらも正解だと思います。しかし、「投資の収益>就労の収入」この方程式が成り立つことが、属に言う「不労所得」な状態であり。まさに僕が、あなたに推奨したい、残りの半生の生き方なのです。
「新NISA」第一位は「オルカン(全世界)」
2024年1月に、「NISA(少額非課税制度)」が開始されましたが、同制度対象の公募株式投資信託への資金流入額が「1兆3,700億円」。「公募株式投資信託」全体の流入額が1兆4,200円ということですから、「約96%」を占めたことになります。
そのうち、「世界株に投資する指数連動型投資信託」は、約9,900億円と7割に。その中でも、三菱UFJアセットマネジメントが運用する世界株に投資する「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の資金流入額は3,400億円。
米国株に投資する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などとあわせ、シリーズ全体の純流入額は過去最大となる6,045億円に上ったようで、信託報酬の低さなどから個人投資家の人気を集めているとのことです。
「新NISA対象投資信託流入上位」
1位:「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(約3,439億円)
2位:「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」(約2,090億円)
3位:NEXT FUNDS日経225連動型上場投資信託(約548億円)
4位:楽天・S&P500インデックス・ファンド(約400億円)
5位:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド(約395億円)
「オルカン(全世界)」が1位で、「S&P500(米国)」が2位。今まで、日本円でお給料をもらいながらも、日本円のまま預貯金していた、とてもとてももったいない方々が、「新NISA」を通して、海外投資に目覚めたのだとしたら。僕個人的には、とても良い傾向だと思います。
日本の預貯金は現状、2倍になるのに7万年かかる・・・と言われるほど、全く増えない状態ですし。世界の基軸通貨である「米ドル」基準で見た時、ドンドン目減りしている中で。「オルカン(全世界)」であれば、平均年利回り約7%(単利)、「S&P500(米国)」であれば、平均年利回り10%(単利)は、見込めるかもしれないのですから(※利回り保証型案件ではありません)。
まずは勇気ある「投資家」への第一歩を踏み出せて、「パチパチパチ」と言ったところでしょうか?
買い支えてくれてありがとう!
けれども、『北の株式投資大学』の受講生たちは、もう一歩先の「投資家」としての考え方を秘め持っています。それは・・・。「オルカン(全世界)」や、「S&P500(米国)」系の投資信託を購入して下さる大多数の方々が。僕たちが厳選して投資している「個別株」。「米国の成長株」を、買い支えてくれている・・・と、とてもとても「感謝」しているわけです。
「オルカン(全世界)」にも、「S&P500(米国)」にも、僕たちが投資している個別株が入っていますからね。でも、結局、こうした「成長」の恩恵をフルに受けられるのは、「僕たち個別の成長株組」であって、彼ら「投資信託組」の場合は、たとえ彼らが投資信託を通して投資している「個別成長株」が、株価を「複利成長」的に、増大させて行っても。
それ以外の無数にあるダメダメなオワコン企業らが、すべて足を引っ張ってしまい、利益を消してしまうので。やはり何をどう計算しても、理想的なケースでも平均年間利回り年利7%〜10%(単利)の枠組みを超えることはできない。僕たちが実際に昨年体感してしまったように、たったの1年で金融資産が、2倍〜3倍になる年もある・・・なんてミラクルは、インデックス型の投資信託では、絶対に起こり得ないのです。※「個別、成長株」の参考数値
「北の株式投資大学」で公開した「立体考察法」による「企業研究」を経て厳選して投資した個別株の2023年、年間パフォーマンス
A社:約1.6倍・年利60%
A社:約1.68倍・年利68%
M社:約1.75倍・年利75%
N社:約1.76倍・年利76%
A社:約1.9倍・年利90%
M社:約3.12倍・年利212%
N社:約3.6倍・年利260%
T社:約2.9倍・年利190%
日本の日本円の預貯金と比べてしまえば、「オルカン(全世界)」も、「S&P500(米国)」も、決して悪くはない。けれども所詮は、平均年間利回りが、単利で7%〜10%の領域では。5年〜10年という短期間で勝ち上がりたい方々にとっては、あまりにも物足りな過ぎる。と言った見解になるわけです。
「もう一歩先へ」個別成長株投資
「投資」のことは、何も勉強したくない、頭をつかって考えたくない!「不労所得」にも興味は無い!あくまでも、自分の時間と労力を費やした労働を伴った稼ぎでないと納得できない!だから、「新NISA」では、特に何も考えなくても良い、「オルカン(全世界)」か「S&P500(米国)」で良いんです!!という場合は、確かにそれでも良いのだと思います。(「頑張って個別株を買い支えて下さい!」)
ただし、この場合、パフォーマンスは、良くて平均で年7%〜10%(単利)だと予め理解しておくことが必要です。これでも、普通預金や定期預金よりは大分マシなのですから、そのままコツコツと頑張って積み立てを続ければよろしいかと思います。
けれども、本気で「新NISA」を武器に、「株式投資」で勝ち上がりたい場合は、やはり僕たちのように、「個別の成長株」を見極め、投資をする以外には、選択肢は無いと思います。いかなる「投資信託」も、結局は「個別株」に投資をしているだけ。そこに「魔法」は存在しませんからね。
F.Y.さんの感想「改めて投資信託というものがどういうものなのか、どのような定義で行うものかが深まりました。けっきょく優秀な成長株が他の株価を支えてることには変わりがない、これはいつの時代も変わらない普遍的なものかと思いました。下がったら買える株を探す、 根幹がどこかを意識する。◯◯または◯◯◯◯してるのかを意識する。など目安も固まりつつあります。」
F.Y.さんの率直な感想に、すべてが集約されていると思います。僕たちは、短期間での勝ち上がりを目論んで、あくまでも「個別成長株」を軸にした「新NISA」の活用を行っていくつもりです。「投資家」として「もう一歩先へ」。「こちら側」に来たい場合は、『北の株式投資大学』で、「立体考察法」を駆使した、「個別成長株」の「企業研究」に力を注いで頂きたいと思います。
『北の株式投資大学』主催「新NISA活用のセミナー」 https://joinnow.live/s/jkCPbV