『5ポケッツ戦略術』が、どれくらいヤバいものなのか?最近、改めて「地下」のメンバーたちが再認識したのを感じます。例えば、「銀行融資でお金を創る」で返済期間約7年間で2,000万円を借りたとして。約7年後までに発生する金利の合計は、たったの100万円です。
すなわち、2,000万円を原資に、7年の歳月を費やし+100万円以上増やすことができたら。そのプラス分は、全額「丸儲け」であることは、ご理解頂けますでしょうか?ちなみに、僕が実際に投資をしている例の「成長株N」は、7年前の株価は、現在の「約27.7分の1」でした。逆に考えると株価は、7年間で「27.7倍」になりました。
当時の為替、1ドル114円ベースで、銀行融資で創った資金2,000万円分全額でこの株を購入。その後、7年間ただの一度も利確することなくずっと塩づけておく。銀行に返済する、「元本+金利」は、「ロイ式」「ケイタ式」「◯◯式」などの、ビジネスからの収益で、7年間費やし毎月、毎月コツコツと返済し続ける。
すると・・・その間、ただの一度も「追加融資」を獲得しなかったとしても。「銀行融資でお金を創る」で獲得した「元本2,000万円」は、全額返済済み。7年間の「金利」返済分は、たったの100万円、当然これも全額返済済み。会社法人には、当時借りた2,000万円がただの一円も残っていない綺麗サッパリな状態。
しかし、証券口座の中の資金は、「1ドル150円」ベースで、「約7億3,000万円」ほどに、膨れ上がってしまっているのです。2,000万円→7年間→約7億3,000万円2,000万円→7年間→約7億3,000万円2,000万円→7年間→約7億3,000万円ゴゴゴゴゴゴ100万円の金利分を差し引いたとしても、「約7億2,900万円分」が、まるっポ利益として、懐に転がり込んでくるわけです。
「んなアホな!」と思われるかもしれませんが。実際にこの流れに乗って、僕たちが「億れて」しまったことは、誰しもがアクセスできる、「株価ボード」で確認できると思います。この「例の株N」に関しては、「投資してますよ!」と僕のオンラインセミナーに参加されている方々であれば、毎年言い続けて来たことは、過去をたどっていただければご理解頂けるかと思います。
確かに「不動産投資」でも融資を使えるけど・・・
よく個別面談などで、「不動産投資家」の方々や、「太陽光発電投資家」の方々が、サラサラやる気も無いのに、斜に構えた状態で相談と称して冷やかしに来られたりもしますが。僕といたしましては、彼らの考えていること、言っていることの意味が、正直分かりません。
なにせ、「不動産投資でも銀行融資獲得できますよ!」「太陽光発電投資でも銀行融資獲得できますよ!」かなり誇らしげな様子で、言い放って来るわけなのです。「だからどうした!」と言いたいところですが、僕も今年48歳になろうとしている大人ですので、心の中では「この人小学校2年生レベルの算数さえできないのか?」と思いながらも、優しく応対させていただくわけなのです。
僕も理解しています。過去には僕も、躍起になって不動産を買っていた時期があるのですから。そして当然僕も知っています。「不動産」や「太陽光」でも、銀行融資で資金を獲得して、投資ができるということを。例えば、「不動産」も「太陽光」も共通して、銀行融資で創った資金は、融資が出た瞬間に、自分の銀行口座を通ることもなく銀行から、投資先の会社に直接資金が支払われてしまいます。
そこまでは、銀行融資で獲得した資金が、いつの間にか証券口座の中に入ってしまっている僕たちと、ある意味変わらないのかもしれません。ところが、「不動産」や「太陽光」は、7年間経過しても、10年間経過しても、投資した資金が、10倍、20倍・・・になることはありません。
そして、ありとあらゆる部分に、税金がかかりますので、普通にやってしまうと、利益の約90%は、税金として持っていかれます。それでも、資金が2倍になっただの、3倍になっただのは、過去10年間のご時世ではあったのかもしれませんが。ではその間、僕たちの言うところの「成長株」は、一体どれだけ倍増したのでしょうか?
2,000万円→7年間→約7億3,000万円しかも証券会社を通した証券投資である限り、かかる税金はたったの20%ポッキリです。不動産は売却先を見つけるのも一苦労ですが、「成長株」であれば、相場が開いている時間であればワンクリックで瞬時に利確できてしまいます。小学校2年生レベルの算数を勉強してから、相談をしに来てもらいたい・・・というのが本音ですね。
「金余ってる」のに「お金借りてくれ!」
銀行融資で創った「2,000万円」全額で株を買ったとしても。毎月の「元本+金利」返済分さえ、「ケイタ式」「ロイ式」などのビジネスからの収益で稼ぐことができれば。「7年間」の途中で、時合によって、株価が上がろうが、株価が下がろうが、何も恐れることはありません。
「銀行融資でお金を創る」によって、できた資金を瞬時に「株」に投じる。その後、約7年間費やして、「ケイタ式」「ロイ式」のビジネスからの収益から、「元本+金利」をユックリと、コツコツと、「牛歩戦術」的に返済して行くだけ。銀行にも、約束どおり「元本+金利」を返済し続けているのだから、誰も傷つけていません。
しかし現実問題としては、困ったことに、ちゃんと「ケイタ式」「ロイ式」などの、「物販ビジネス」で黒字経営をし続けていて。ちゃんと真面目に、「元本+金利」返済を続けていると・・・。銀行が「もっと借りて下さい!」と僕たちを背中から、追いかけて来てしまうのです。
お金を貸したいのは銀行であり、僕たちは、別に資金に困っていないのに、イヤイヤ資金を借りる羽目に陥ってしまいます。特に「ケイタ式」「ロイ式」の「物販ビジネス」では、必要以上の資金を投じる必要も無いので。行き場を失った資金は、またフト気づけば、証券会社の中にワープしてしまっているのです。。
そして、その資金もまた、「7年間」も放置していると、勝手に10倍とかに膨れ上がってしまうのです。この状況下で、一体どうすれば、お金が減ることになるのでしょうか?お金を必要としている、経営難に陥ってしまっている企業にもっとお金を貸せば良いのに。
そういう企業努力はしないで、お金が余っている僕たちのところばかりに「お金を借りてくれ!」としつこく来るわけなのですから。もういい加減、勘弁して欲しいです。僕たちは、銀行マンの営業成績UPのために、会社経営しているわけではないのですから・・・。
これ以上資金は要らないのに・・・。
お金を借りる。先に株に投資する。後から7年間費やしユックリと「元本+金利」を返済し続ける。そうした活動の中で、なぜか銀行の営業マンが僕たちに対して、「元本返済要らないのでもっと借りて下さい!」と営業しに来たりもします。「まあ、それだったら負担も無いし良いか・・・。」ついつい承諾してしまうわけなのです。
結局は、僕たちは銀行マンにカモられているのでしょうか?なぜなら、元本返済が必要無いということは、2,000万円を1%で借りると、年間20万円を返済する。これが10年間経過すると、累計で10%の200万円も返済することになってしまうからです。しかし、資金が必要ないのに借りることになっている。
こうして、行き場を失った資金は、結局「成長株」で運用せざるを得なくなり。そして10年も放ったらかしにすると、またまた資金が10倍以上に増えてしまうのです。ハー。お金が増える連鎖からなかなか抜け出すことは難しいですね。
このような状況に陥ってしまうと。毎月数十万円のお給料をもらうがために、毎日10時間以上も拘束された状態で、上司や先輩社員に怒られながらも、身を粉にして労働に勤しみ続けていた、サラリーマン時代が、懐かしく感じるわけです。朝の通勤ラッシュの時間、精悍な顔つきで、ビシッとスーツに身を包み、満員電車に身を投じる、そんな企業戦士たちの姿を羨ましく感じるわけです。
しかしながら「5ポケッツ」で、お金がお金を生み続ける、この堕落した毎日を送っている僕たちには、もう二度とそんな状態には復帰できない。まさにコレこそ「再起不能」と言ったところでは無いでしょうか?
せめて、「エニタイムフィットネス」にでも通って、バキバキマッチョたちの熱気に触れながら、たるんだ下腹を引っ込めることを目指して、鉄アレイでも握りしめましょうか。最も懸念すべきは、「廃人化をいかに防ぐか?」ということなのですから。ということで、そろそろ『5ポケッツ戦略術』は、闇に葬った方が良い気がしてきましたが、あなたはどう思いますか?率直な意見を下さいね!