あなたは、どちら側の人間でしょうか?チャンスを見て即行動できる人か?チャンスを前に迷って動けない人か?チャンスを前にしたときの考え方と行動によって、お金持ちになれる人と、永遠になれない人と、大きく分かれてしまうようです。

お金持ちになれる『桃太郎』のおばあさん

日本昔ばなし『桃太郎』のおばあさんは、一体どうやって「桃=実は桃太郎」をキャッチできたのでしょうか?・・・むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。ある晴れた日。おばあさんは川へ洗濯に出かけました。川の名前は「鬼無川(おにないがわ)」、緩やかに見えて、実は下流に向かって秒速0.8メートルで流れるそこそこ早い川です。

おばあさんは、川岸にたたずみながら、洗濯物をパチン、パチンとはたいていました。そのとき・・・「どんぶらこっこ、どんぶらこっこ」と、川上から大きな桃が流れてきました。おばあさんはそれを見て、「あらまあ、おいしそう」と思いましたが、ここからが本番です。

川の真ん中、幅は約10メートル。桃は中心寄りを流れていて、おばあさんの立つ川岸からは、およそ5メートル離れています。桃の直径は約30センチ。水に半分ほど沈んでおり、浮力と抵抗により流速は秒速0.6メートル程度に減衰してはいました。おばあさんは、昔の人でよく歩いていたので現代人よりも足腰は強いのだと思います。

全力で走れば秒速1.2メートル、川に飛び込む助走には3秒。距離:15メートル上流 → 自分の前まで流速:0.6 m/s→ 到達時間:15 ÷ 0.6 = 25秒「助走に3秒、川に飛び込んで到達まで5秒、回収動作に2秒・・・」→ 合計で10秒。つまり、桃が今から15メートル手前を通過した瞬間から15秒後には、桃と自分が接触するタイミングが来ます。桃があと10メートル地点を通過するあたりで助走を開始すればちょうどいい。

おばあさんは計算通り、桃が約10メートル手前に来た瞬間に、「えいやっ」と叫んで、洗濯桶を放り出し、川岸をダッシュ。助走3秒、踏み切り、ジャンプ!川の中へ・・・ざぶん!水中では、長年の経験に裏打ちされた泳法で桃に接近。流れに対して斜めに進む軌道をとることで、水の抵抗と桃の速度を相殺。見事、桃を川面でキャッチ!この瞬間、おばあさんの運命は激変を遂げたのです。

0.0秒:視覚入力「なにか流れてきた?」(視覚反応速度・0.2秒経過)
0.2秒:認知判断「あれは…桃だ!」(短期記憶・連想・0.8秒経過)
1.0秒:意思形成「取りに行くべき?」(目的判断・1.0秒)
2.0秒:モデル内計算「桃の流速・距離・自分の体力」(過去の経験を参照しながら推定・2.0秒経過)
4.0秒:判断確定「今、何秒後に動けば間に合うか」(タイミング調整・0.5秒経過)
4.5秒:実行準備「よし、あと◯秒後に走る」(体を動かす心の準備・1.0秒経過)
5.5秒:緊張と集中、フォームセット(呼吸調整、足元確認・1.5秒経過)
7.0秒:「今だ!」助走開始・・・

桃が流れてくるまでの猶予15秒のうち、約半分を「脳内処理」判断と行動に費やし、残りの時間で助走・ジャンプに移行。おばあさんは、日頃から足腰を鍛えていたであろうし。『桃太郎』の時代背景江戸時代では「おばあさん」と言われていたとしても、実際は40代後半〜ちょうど今の僕と同じ年齢だったとも考えられます。

しかし、それにしても、「桃を取る」と決めるまでに1秒間、「判断確定」までに4秒間、現代人と比べると、トップアスリートなみの、脳内処理スピードですね。この『桃太郎』のおばあさんの行動シミュレーションをしたのは僕ですが、『桃太郎』のお話は、「お金持ちになれるやつは・・・」と、昔、大富豪ファーザーがおっしゃっていたことです。

「『桃太郎』のおばあさんは、どのタイミングで判断して行動できたのか?」「50年見てきた中で、お金持ちになれた人には共通していたことだ!」・・・ということです。

お金持ちになれない『ふた汽車の女』

逆に、いつまで経っても成功できない人の共通点のことを、大富豪ファーザーは『ふた汽車の女』と表現されていました。

1本目の汽車:最初に訪れたチャンス・直感・行動の機会
2本目の汽車:迷った末に選ぶ「保険」的な選択肢

両方乗らない/遅れて乗る:優柔不断・自己否定・過剰な熟慮・恐れ結果:目的地に着かない成果が出ない・人生の選択に失敗するという意味ですね。

『桃太郎』のおばあさんとの対比
桃太郎のおばあさん:ふた汽車の女
チャンスを見て即行動:チャンスを前に迷って動けない
自ら川に飛び込む:汽車を見送る(傍観者)
目的を得る(桃を拾う):目的に到達できない(間に合わない)

つまり、「ふた汽車の女」の場合は・・・チャンスに対して「もっと準備してから」と考え続けて、結局何もできない。複数のチャンスが目の前に来ても、決断できずにどれにも乗れず、結果的に目標を逃してしまう人物を指す比喩表現ではありますが。『桃太郎』のおばあさんのように、「今だ」と判断して即行動できる人物とは真逆のタイプを象徴されていたわけです。

大富豪ファーザー「「ふた汽車の女」では、絶対に金持ちになれない。『桃太郎』のおばあさんにならないと!」・・・というわけですね。あなたは、『桃太郎』のおばあさんと「ふた汽車の女」と、どちらの状態でしょうか?今、目の前に訪れているチャンスを、「ふた汽車の女」的に、逃し続けてはいないでしょうか?

あなたはどっち?

今、僕達の目の前には、3つの大きな『桃』が流れて来るのが見えている状態です。

・「トランプ貿易問題」で確率変動に突入した「銀行融資」。
・「ロイ式・マスター年間プログラム」受講の最後のチャンス。
・年月の経過と共に上昇していく「米国株式投資」。

そのどれもが、本質を理解できて、判断・行動できれば、まるで『桃太郎』の桃のように、「お金持ち」につながるものです。ただし、全てが「期間限定」です。僕たち人間の寿命に限りがあるからですし。物事にはすべて、適切なタイミングというのが、存在しているからです。

例えば、「コロナ禍」では、「銀行融資」を活用できている、僕達の仲間たちが、続々と「お金持ち」の仲間入りをしましたが。あれは、「コロナ禍」の適切なタイミングで、判断・行動して「桃」をキャッチできたからであり。今、同じ「桃」はもう、流れてこないのです。

今のご自身の状況で、何を考え、どう行動するのか?ご自身で判断できない場合は、今だと『ミスタMの相談会』をオフの新宿で開催されていますので、5月22日(木)13時〜17時、5月23日(金)13時〜17時

このメールを発信している時点で、5/23(金)15時00分~、5/23(金)16時00分~、5/23(金)17時00分~の三枠が空いています。まずは気軽に相談・・・という形で、こちらを活用されると良いと思います。※スケジュールの都合上・増枠はありません

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『桃太郎』のおばあさんのように、お金持ちになれるのか?『ふた汽車の女』のように、お金持ちになれないのか?全ては今のあなたの、判断・行動の積み重ねに委ねられているのです。

伸今回、特別に、外部参加も可能です。「ロイ式」の設計図が公開される「具体的な実践・実務編」5月24日(土)5ポケッツの一般単体申込フォームです。 https://m.kitasociety.com/250524-50

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