検索して、確かめてみてください

昔は、簡単でした。10年前。いえ、15年前の話です。パソコンが1台あれば、誰でも始められる。そう言われていました。実際、そうでした。無料でブログを開いて、記事を書く。それだけで、個人が中小企業と並ぶことができました。元手は、ほとんど要りません。サーバー代が、月に数百円。それだけです。始めるかどうかを、お金で迷う必要がありませんでした。

あの頃、会社の外に目を向けると、ブロガーと呼ばれる人たちが、中小企業顔負けの働きで台頭しはじめていました。名前も知らない個人が、大きな会社の売上を横から掠っていく。そういう光景を、何度も見ました。面白い時代でした。僕の周りにも、そういう人が何人かいました。

会社を辞めて、自宅の机ひとつで、前の年収を超えていく。特別な資格も、まとまった資金も、持っていない人たちでした。持っていたのは、時間と、早く始めたという順番だけです。今も、同じ言葉を聞きます。「ネットなら、小さく始められます」「初期投資は、ほとんど要りません」そう言っている方に、悪気はないと思います。

10年前は、本当にそうだったからです。その記憶のまま、話しておられるのだと思います。ただ、2026年の今、その言葉はもう当てはまりません。少ない元手で、未経験の個人が、ゼロからイチになれる。そういうオンラインの入り口は、ほとんど閉じてしまいました。

これは、気分の話ではありません。確かめる方法があります。ご自分が興味のある分野で、何か1つ、検索してみてください。たとえば、買おうと思っている商品の名前でも、調べたい言葉でもかまいません。上から順に、10件ほど見てください。そこに並んでいるのは、誰が作ったものでしょうか。ほとんどが、会社です。大きなメディアです。資本の入ったサイトです。

個人が書いた記事は、どのあたりに出てきたでしょうか。10年前、同じことをすれば、1ページ目は個人のブログで埋まっていました。その景色が、入れ替わりました。1年や2年で起きたことではありません。少しずつ、気づかないうちに入れ替わりました。気づいたときには、もう戻せない形になっていました。

入れ替わったのには、理由があります。今日は、その理由を書きます。先に、結論を置いておきます。残っている入り口は、ほとんど1つです。物販です。それも、国内で仕入れて、海外へ出す形。なぜ、そこだけが残ったのか?

1日10時間か、数百万円か、その両方か

ケイタ社長も、最初はそちら側にいました。僕がはじめてお会いしたのは、2011年です。その頃はまだ、上場企業でシステム開発を担当されていました。ネットの世界で何とかしたい。そう思って、ブログを学び、記事を書いておられました。ブログをやっても、だめでした。SNSをやっても、だめでした。鳴かず飛ばずの状態が、何年も続きました。

会うたびに、肩を小さく丸めておられました。それでも、やめずに続けておられました。その時期が何年あったのかは、ご本人にしか分かりません。最後に行き着いたのが、一番やりたくなかった物販です。やりたくて選んだわけではありません。

残っていたのが、そこだけだったのです。その頃でさえ、そうでした。今は、もっと厳しくなっています。仮に今から、アフィリエイトでゼロイチを作ろうとする。その場合、道は2つに分かれます。

1つは、お金をかけない道です。質の高いサイトを、作って、作って、作りまくる。1日10時間から、18時間。それを、何ヶ月も続けます。もう1つは、お金をかける道です。質の高いサイトを作り、そこに数百万円単位の広告費を入れます。では、本業にするならどうするか。両方です。

1日10時間かけてサイトを作りまくりながら、数百万円を突っ込む。これが、今の入り口の値段です。10年前の値札は、月に数百円でした。今の値札は、半年分の時間と、数百万円です。同じ「ネットビジネス」という言葉で括られていますが、中身は別のものになりました。

ここで、一度立ち止まってください。後から入ってきた個人が、すでにそこにある質の高いサイトを、本当に追い越せるのでしょうか。相手は、何年も前から積み上げています。人を雇って書かせているところもあります。検索して、確かめてみてください、と書いたのはこのことです。

確かに、うまくいっている個人もいます。全員が無理だとは言いません。ただ、それは「初期投資が低い」という言葉と釣り合うでしょうか。時間も、資本です。1日10時間を半年出せる人は、すでに何かを持っている人です。会社に勤めながら、その時間は出せません。

家族がいれば、なおさらです。出せる人は、たいていすでに独立していて、すでに何かで食べています。かつて、自分がメーカーになる必要がなく、ゼロイチが一番楽だったアフィリエイトが、今では絶望的な高難易度になりました。入り口が高くなった、というより、入り口の値札が書き換わったのです。

なぜ、この1本だけが残ったのか?

ビジネスには、3つの種類があります。モノ。サービス。情報。このうち、サービスと情報は、物販の応用要素を多く含んでいます。在庫を持たない分、入りやすそうに見えます。けれども実際には、売る前に信用を積む時間が要ります。

その時間を出せる人は、すでにどこかで稼げている人です。だから、自分ひとりでゼロイチを作るなら、物販から始めるのが順番になります。では、物販の中でなぜ「国内仕入・海外輸出」なのか。資料では、理由がいくつも挙げられています。

1つ目。売る場所を、自分で作らなくていい。AmazonとeBayという、仕組みが確立された市場がすでにあります。検索で上位を取る必要も、広告費を積む必要もありません。並べれば、世界中から人が見に来ます。

2つ目。やることが単純です。安く買って、高く売る。価格差の生まれやすいところに身を置くだけです。だから、結果が出るまでが早い。ゼロからイチの段階で、すぐに手応えが返ってきます。

3つ目。ライバルが少ない。言葉の壁があります。海外へ売る、と聞いた時点で、多くの人が難しそうだと感じて離れていきます。その結果、大手が参入しない隙間が、たくさん残っています。入り口が閉じている世界で、ここだけはまだ人が少ない。難しそうに見えること。それ自体が、今では守りになっています。

4つ目。売り先が伸びている。国内のEC市場も伸びてはいますが、こちらは個人所得が減り、少子高齢化で人口も減っていきます。一方、世界の人口と経済は、まだ伸びています。

5つ目。商品が強い。日本の商品への信頼と、日本の文化の人気。国内の物流と、在庫の充実。この2つを同時に持っている国は、そう多くありません。作る国であり、届ける仕組みも整っている。その両方がある場所に、僕たちはたまたま住んでいます。そして、歴史的な円安とドル高。資料では、米国の物価がこの10年でおよそ2倍から3倍に上がったと説明されています。

日本の市場価格の2倍の値段をつけても、米国ではまだ安い。ケイタ式のメンバーとハワイへ渡り、その場で確かめてこられたそうです。無在庫で扱うため、在庫を抱える資金も要りません。そこに、消費税の還付とポイントの還元が乗ります。入り口が低いまま、出口が複数ある。入り口の値札が安いまま残っている場所は、探してみると、本当に少ないのです。残っているのは、ここだけです。

するべきか、しないべきか

もう一度、最初の答えに戻ります。元手の少ないインターネットの入り口は、ほとんど残っていません。これは、悲観の話ではありません。選択肢の話です。入り口が10あるうちは、好きなものを選べます。向いているもの、やりたいもの、面白そうなもの。その選び方ができました。

10年前の僕たちは、その贅沢の中にいました。やってみて、合わなければ次に移ればいい。入り口がいくつもあったからです。入り口が1つになると、選び方が変わります。したいか、したくないか。その問いは、使えなくなります。できるか、できないか。するべきか、するべきでないか。そちらで考えるしかありません。冷たい言い方に聞こえるかもしれません。

ただ、現実から目をそらし続けたところで、別の入り口が生えてくるわけではありません。逃げても、条件のほうは変わらないのです。物販をやりたい、という方に僕はあまり会いません。ケイタ社長ご自身が、一番やりたくなかった、と言っておられるくらいです。好き嫌いで選べる場面ではなかったのだと思います。

それでも、そこから始めた方が、今は別の場所に立っておられます。設計図が公開されて、6年が経ちました。第1期生から第7期生まで、100名を超える方が取り組まれ、再現性はすでに確かめられています。学歴も、職歴も、性別も、年齢も、才能も、関係がありませんでした。

真剣に学び、手順どおりに続けた方から、順にゼロイチになっています。才能で差がついたのではありません。手順どおりにやったか、やらなかったか。分かれ目は、そこだけでした。そして2026年版では、そこにAIで仕組みを作る層が加わります。入り口が1つしか残っていないなら、その1つをどう通るかを知っておいたほうがいい。

まずは、説明をご覧になってください。ご覧になったうえで、自分には合わないと思われたなら、それで結構です。判断の材料が増えるだけでも、今日という日は無駄になりません。入り口が1つしかない。その話を、どこかで一度聞いておくこと。それだけでも、来年の選び方が変わります。

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検索の1ページ目は、もう戻ってきません。けれども、まだ人の少ない場所は、残っています。人生を動かすのは、今、この瞬間です。