人生の後半戦を、どこを拠点に過ごすのか?日本の都会か?日本の地方・田舎か?海外の先進国か?海外の新興国か?人生の価値観は、人それぞれであり。「こうしなくてはならない!」ということはありませんが、それぞれに、「メリット・デメリット」が表裏一体的にありますので。
両方をよく理解した上で、選択することが大切だと思います。その上で、今日は改めて、「海外居住者」としてのライフスタイルについて。海外居住歴21年歴の僕から、2024年今日時点の見解をお話したいと思います。
日本では約8ヶ月間に渡りデバフがかかる
僕は寒い国と地域が苦手です。それこそ、寒くなるとやる気の類が大幅減退してしまい、コタツから、一歩も出たくないモードに陥ってしまいます。後は、日本の2月〜6月が、「花粉症」によって、ヤバい状態に陥るので、パフォーマンスが激減してしまう。
つまり、日本では、2月〜6月:花粉症でヤバいモード11月〜2月:寒さでヤバいモード上記約8ヶ月間は、ルカナンと、どくが同時にかけられてデバフモードで生きている状態でした。実質、僕が日本で元気なのは、7月〜10月の4ヶ月間のみ。
そんな僕にとって、もともとは勤務していた会社での海外転勤がキッカケだったのですが。世界地図を広げて、自分の体調に合った国と地域を選べば良い・・・ということを、社会人5年目で知ってしまったわけで。以降、2011年にサラリーマンを退社して独立した後も。「海外居住者」としてのライフスタイルを、手放せなくなってしまったわけなのです。
2003年〜2024年の今日まで、最初はサラリーマンの海外出張として、独立後はプライベート旅行として、北は北極から、南はオーストラリアまで、本当に沢山の国と地域を訪ねることになりました。そんな僕が厳選した国と地域が、マレーシア、ハワイ、セブの3つの国と地域であり、今日時点でも、先月はセブ、今月はハワイ、来月はマレーシアジョホールバル・・・。と、毎月3カ国を移動しながら暮らしている活動を続けています。
結局は3カ国とも、南国リゾートですよね。もしも僕と同じように、花粉症がヤバい、寒いの苦手・・・という場合は、僕のように、南国リゾートを中心に生活することをオススメしたいのですが。なかなかみんながみんな、海外で複数の生活拠点を構えて、海外の自宅を移動しながら生きるということはできないと思います。
そこで、一箇所だけ海外の拠点を構えたいという場合、どこがオススメなのか?というと。やはり、「マレーシアジョホールバル」の総合評価点が最も高いかと思います。
自然は素晴らしいけど高いハワイ
まず、米国ハワイですが、海と山、そして空、ハワイの気候・環境的には最高だと思います。海好きにはたまらないですし、軽い登山も楽しめます。しかし米国なので、不動産も、日常生活品も、外食も、何もかも、メチャクチャ高い。現地の方に聞くと、やはり島なので、米国本土よりも高いようです。
3ヶ月に1度行くくらいなら、セブとジョホールバルで平均化されるので、なんとかなりますが。これが毎日・・・となると、日本で1億円持っていても、ハワイでは3,000万円くらいしか持っていないことになってしまうので。なかなか割に合わない。
米国に正規で住み続ける場合、グリーンカードホルダーとかになる必要がありますが。米国の税法は、属人性なので、どこの国と地域で暮らしていても、米国に納税する必要がでてしまいます。米国以外の国と地域で、銀行口座を持とうとするだけでも、かなりの制約が発生してしまいます。
たまに行くなら良いけど、ガッツリ住むのはオススメできない、それがハワイだと思います。飛行機代がかかってしまったとしても、好きな時に通うハワイの方が良いと思います。
高くて残念なセブ
それならセブはどうなのか?僕はセブのマクタン島、シャングリラホテル隣の、コンセプト型タウンにあるコンドミニアムの最上階、二部屋をぶち抜いたところに拠点を構えていますが。コンドミニアムも今となっては安くない。僕のこの部屋で、5,000万円〜6,000万円はすると思います。
そして、物価が最近高いです。ハワイの物価は、体感で日本の3倍以上といったところですが、セブの物価は体感で日本の2倍以上。高い割には、コンドミニアムも、日用品も、外食も、質がそれほど高くない。
コンドミニアムの建設もいい加減なのか、雨漏りとか、排水管の問題、停電なども頻繁に起こります。大自然はきれいだけど、人間の住む街並みはどこかごちゃごちゃしてて清潔感が乏しい。。物価が高くて、悪い・・・現地の方々も色々といい加減。。信用できない。
ここ最近、急速に現地の方々が車をローンで購入しはじめたこともあり、島の中に車やバイクが溢れかえっていて、現地の交通も最悪。マクタン島からセブ島に10kmちょっと移動するだけでも、普通に片道1時間半とかかかってしまう。
しかも、電車とかは無いので、選択肢も無い。現地の道路もごちゃごちゃしてるので、マイカーを購入して、セブの大自然を楽しむ・・・なんてことは、到底できないというか、価値が乏しい状態です。
結局いつも、自分のコンドミニアムのあるタウンからは、一歩も外に出れない状態に陥ります。コンドミニアムのあるタウンには、スーパーも、スタバも、日本料理レストランもマッサージも、プライベートビーチも揃っているので、わざわざ1時間以上かけて外に出る必要が無い。。。
本来、海もハワイ並に綺麗だし、大自然もキレイなので、これで人口密度が低くて、快適ドライブとかが楽しめるのなら、最高だと思うのですが。もったいない。。。セブにこれから新たに拠点を構えて・・・などというのは正直、オススメできません。マニラにも物件を一つもっていますが、特に行く必要性も見いだせないので、ここは来年あたりに売却しようと考えています。
総合点ダントツ1位はジョホールバル
マレーシアジョホールバルでは、2010年〜2011年の間に、3部屋のコンドミニアムを購入。その内2つを、日本企業の駐在員に貸し出して、1つを拠点として構えています。僕の正式な住所はどこになるの?それがマレーシアジョホールバル。
現地のリタイアメントビザの一種MM2Hを持ち、大使館への住民票登録も、ここで行っています。そして、マレーシアジョホールバルの拠点に戻ると、「自宅に帰ってきた・・・」という感じで安心します。
僕は現地の華僑が住むタマンモレックという地域に住んでいますが。コンドミニアムは、シャングリラグループの大本の企業が、日本の設計会社と日本の建設会社に建設をお願いしたところで。温泉、プール、テニスコート、バトミントンコート、バスケットボールコートジム・・・施設はかなり贅沢に揃ってます。
コンドミニアムに、日本料理レストラン、中華料理レストラン、フレンチカフェ、おしゃれバー、高級スーパーなどの商業施設も隣接。徒歩圏内に、日本の焼肉屋や日本料理レストラン、韓国料理レストランもあり、どれも質が高く、安いです。
最近、新しい商業エリアが、コンドミニアム前にオープンして、これから続々とレストランなどがオープンするようです。駐車場も2台分部屋についているので、大型車もOK。僕は現地では、日本のトヨタ車の「ヴェルファイヤ」に乗っていますが、道路も、日本と同じ、左車線ですし、車の渋滞もひどくないので、車の運転にストレスは感じません。
車で5分圏内に、ゴルフ場が2つ、他にも街全体に、ゴルフ場がいくつもありますし。乗馬やゴーカードなども楽しめる施設もあります。ジョホールバルには、インターナショナルスクールも沢山ありますね。
娘たちが、マレーシアに住んでいた時は、先生が100%米国人のアメリカンスクールに通ってました。そして何よりも、車をちょっと走らせて、約400mの橋を渡れば、アジア最大級の金融都市シンガポールがあります。
我が家も平日はマレーシア、週末はシンガポール旅行、、通算300回以上もシンガポール・ミニ旅行に行きました。物価も安定しているし、コンドミニアムも堅牢で清潔、メンテナンスもしっかりしている、大都会シンガポールがすぐ隣。
キレイだし、洗練されてるけど、ハワイなみに高いシンガポールに住むよりも、ジョホールバルを拠点に好きな時にシンガポールに行った方が賢明だと思います。いつも海外に赴く時には、シンガポールのチャンギ空港に送迎車で乗り付けて活用してますが、シンガポールへの移動にもストレスは感じません。
総合点でいうと、ハワイ、セブ、香港、広州、台湾、シンガポール、これらの国と地域と比較しても、最も高いのがマレーシア・ジョホールバルだと改めて思います。これから、シンガポールへの通勤用電車もオープン予定なので、ますます楽しみと言ったところですね。
ジョホールバルを拠点に「南のセオリー」
ちなみに、マレーシアジョホールバルを拠点にして、海外の銀行を活用しながら、「株式投資家」としてさらに上を目指す。という選択肢も出てきました。昨日のメッセージでもお伝えしましたが。海外の大手銀行で、日本円を借りて、米ドルに両替して、米国株を買い、ガチホールド大作戦。実は、これが簡単にできてしまうのが、「金融都市シンガポール」なのです。
シンガポールでは、僕のようにシンガポールに住んでいない別の国と地域に住む、多国籍の方々でも、銀行口座を開設して、活用できる仕組みが整っていますし。国外からのお金の出し入れも、全てオンラインでできます。さらに、「銀行融資でお金を創る」が可能だということが判明してしまいました。「米ドル」を借りることもできるし、なんと「日本円」も借りることもできる。
「現在、政策金利の高いUSDは年率約6%、最近利上げを行った円は年率約1.10%の借入コストとなります。」金利の安い日本円を借りて、金利の高い米ドルに両替。両替した米ドルで、そのまま「米国株」を購入することも可能ということです。
シンガポールの銀行では銀行・証券・保険が完全一体化しているので、借りた資金で、同じ口座の中でそのまま「米国株」に投資ができるので、資金管理も楽チンですね。最初から、元本返済をしてもしなくても良い、金利だけを支払い続けるだけで、「銀行融資でお金を創る」を維持継続し続けることができるので。
例えば、日本円を借りた場合、毎年たったの1.1%の金利を支払い続けるだけで。借りた資金で、「米国の成長株」を購入して、長期視点の増大を謳歌できるということです。物価も安定していて、コンドミニアムも広くて清潔で、極めて過ごしやすいマレーシアジョホールバルに拠点を構えながら。ジックリと、長期視点の「米国株」で資金の増加を図る。
この大作戦の実行拠点として、マレーシアジョホールバルには、「地の利」があると思いますね。ということで、ある程度の金融資産があり、僕と同じように、マレーシアジョホールバルを拠点として、「北のセオリー」ならぬ、「銀行融資でお金を創る」&「株式投資でお金を増やす」の「南のセオリー」を実行しようと考えている場合、個別に相談ください。
日本国内では、お話できないような、海外居住者ならではの「特別なお話」も沢山あります。次は9月下旬〜10月中旬にマレーシアジョホールバルの自宅に戻りますので。僕の住むコンドミニアムや、その周りの見学も可能です。
本格的に移住して「南のセオリー」に取り組む場合、銀行の担当者の紹介も可能です。ちなみにちょうど今、モデルルームで活用されていた誰も住んだことが無い部屋が一つ、かなりオトクな価格で売りに出たばかりなので、資金に余裕がある場合は、中途半端に賃貸とかではなく、この物件を押さえにかかっても良いかもしれませんね。(モデルルームは、物件費用と同等のコストがかかっていて、内装が豪華なのでダブルでお得!部屋の写真を撮ってきたので、個別に渡せます。)
ジョホールバル現地に訪れて、共に語り合いたい場合は、まずは個別にお問い合わせ頂きたいと思います。 https://m.kitasociety.com/koumei-mendan