まずはこの図を良く見て下さい。 https://kitasociety.com/share/pyr.png
この図が何を意味するか分かりますか?

「ピラミッド」下の底辺の方に近づくほどすごく面積が大きくて。上に行けば行くほど、面積が小さくなって。実はこれが、現実世界、金融資本主義の縮図です。人口が何人いるかによっても、ピラミッドの実面積そのものは変わりますが。米国、欧州、中国、どこの世界も同様に、このようなピラミッドが形成されていて。本質的な内訳は、あまり変わりません。

例えば、三角形の上の方に行けば行くほど、学歴社会というか、日本で言えば、東大、早慶、MARCHと言った、偏差値の高い大学を卒業された方々が占めていることが多くなってきます。単純に学歴と年収の相対関係というのは、発生していますね。

ただし、ピラミッド図右端がわの赤い部分の狭いところに入っている人は何かと言うと。学歴は高く無いけれども特別な力を持っている人ですね。例えば、超一流のサッカー選手や野球選手、テニスプレーヤーなどのスポーツ選手だったり。天才と言われている人たちもいますね。

野球の大谷選手なんかも、学歴なんか無いけれどもスーパースターで、1年間で120億円以上を稼いだり。特別な能力を発揮して稼いでいる人たち。特別がつくことを持ち合わせていれば、上に行ける要素がありますね。

大谷選手のようにスポーツで大活躍している方々がイメージしやすいですが。運動能力や神経伝達スピードが天才だったり。特別な記憶力があったり、頭が良かったり。そうい特別な能力をフルに発揮できて、大活躍している方々も少なからずいますね。

しかし、そういう天才的な特別がなければ上に行けないのか?というとそういうわけではありません。後天的に特別を作れるものは何なのか?特別な意志の強さとか、特別負けず嫌いとか、もこの特別にカウントできますね。

「お金が欲しい!」という気持ちの強さ

ピラミッドの上の方にいる方々に共通していること。ご自身の周りを見渡して見てもよく分かる部分だと思いますが。少なからず意志の弱い人はゼロかもしれません。

赤ちゃんの時に特別意志が強いというのは、あり得ませんし。ずっとノンビリ過ごしていた方が、なにかの拍子にスイッチが入って途端に真剣に取り組む・・・というのもよくあること。だから、特別意志が強いというのは先天的な部分では無いです。

具体的な例を挙げて見ると、1週間後に新しいiPhoneが発売するとします。特別な意志がある人は、テント張って1週間前から並ぶ人もいる。前の日から徹夜で並ぶ人もいる。当日行列を見て、欲しいと思って並ぶ人もいる。まあ、時間を見て、買えるのなら欲しいという人もいる。

昔ドラクエ3とかが発売した時には、学校サボって徹夜で並ぶ小・中学生が出現して社会問題にもなったりしましたが。意志の強さというのは、決して生まれながらの先天的なものでは無いです。そして、意志の強さというのは、上に行くためには共通的に必要な部分かもしれませんね。

その上で、ここは「お金のことを語る」場なので、「お金」のことを考えて見ると。コンサート会場とか、大衆が集まっている中で、「学歴欲しい人手を挙げて!」と聞いてみたとしても、みんながみんな手を挙げるわけではないですが。「お金欲しい人手を挙げて!」と言って、「要らない」という人はいないと思います。

お金は、大人から物心ついた子どもまで、大多数の方々は欲しがるものだと分かります。その中でも、iPhoneやドラクエ3のお話と同じように、めっちゃお金欲しい!人と、まあ、もらえたらお金もらいたいという人、では全然違うのでは無いかと。お金の世界で成功している人たちに共通している人たちに共通している部分、「お金欲しい!」の気持ちが弱い人たちはいないと思います。

「お金が欲しい!」という気持ちの強さがどれほどなのか?まずはこの部分が大前提になると思います。「絶対お金欲しい!」という気持ちが弱いと、どんなに優れた「戦略術」も、意味をなさくなります。何をやるにも、テクニックを聞こうとも、多分うまくいかないですね。

下の台形部分が「普通」で「常識」

しかし世の中には、特別の意志の強さが無いのに、お金だけは持っている方々も、割合的には少数ですがいることは確かです。「おじいちゃん・おばあちゃんがお金持ちで・・・」「パパ・ママがお金持ちで・・・」特別な祖父母や、両親がいるという方々も、全然すばらしい、生まれながらの能力とも言えますね。

ただし、「お金」をもらった、2代目、3代目に、「お金をもっと欲しい!」という強い意志がないのに、お金だけポンともらってしまったとしたら。これも一つの怖さだけど、特別な祖父母や両親がいなくなってしまったら、お金を飛ばしてしまったり、騙され取られてしまったり、結局はお金を失ってしまう・・・。「金持ち三代続かず」のパターンが約9割を占めるようです。

このように、「ピラミッド」を見ながら、三角形の頂点の上の方にはどんな人たちがいるのか?台形の面積の広い下の方にはどんな人たちがいるのか?世の中の人たちに当てはめてよくよく深く、ジックリと考えてみると。色々なものが見えて来ますね。

特別なものは、「先天的な特別」が無かったとしても、「後天的に育める特別」は必要だということが分かります。決して良い悪いの話ではなくて、上の方に行けば行くほど、年収が上がるというのは分かっていると思いますが。逆に下の台形の部分にはどんな方々がいるのか?ここもよく考えて行くと、台形の部分の下に行けば行くほど面積が増えるので、ダメなわけではなくて、ここが普通とも言えます。

日本は民主主義です。だから、マジョリティが普通というか、常識って何?というと、台形の方の「考え方」が常識でしょう。

「常識」って何なのか?を考えることは三角形の赤い部分に行くために考える必要があります。みんなと一緒って何なのだろうかとか。三角形の人たちはどうなのだろうか?など。みんなと一緒を求めるかどうか、おそらく台形の面積の大きい部分の人たちの考え方ではないのかなと。

特別な考え方をしている、特別人に負けないとか、変わっている人だとか、は赤い部分。上に行けば行くほど「考え方」に「常識」とは差があるかなと。時間をかけてしっかりと、ピラミッドに対して考えてみてくださいね。

成功の種類を考えてみる

上の方の三角形の部分はどんな人がいるでしょうか?三角形の上の方の人、間違いなく「成功」している人だと思います。色々な意味で、成功している人じゃないと、上に行けないので。次のステップとして、この捉え方で、ビジネス面だったり、投資面だったり。成功しないとダメだなということが単純に分かります。その際、成功の種類がとても大事で。

・頑張ったらうまく行ったとにかく頑張ったらうまく行きました。
・狙って必然的に手に入れたものこれが欲しいと目標にして狙って、必然的に手に入れたもの。
・10年以上の長い年月で成功し続けた成功。

まずは、この3種類が成功としてあることが分かります。次に、成功の種類を考えてもらいたいですが。4パターンしかなくて、

・偶然成功したことがある
・必然的に失敗している
・必然的に成功している人
・基本は必然的に成功しているけど 偶然に失敗した

この4パターンというか、4種類の現象しか世の中では発生していないと。これを踏まえて、ピラミッドの上の三角形の部分にいる人達がどんな人なのかというと。ちなみに、僕のメンターであるマスターヒロさんが、失敗しているのを、ただの一度も見たことが無い。。

一方で、かつての僕の場合は。偶然の成功が安易に入ってくるケースも多々ありましたが。その後に調子に乗って、暴飲・暴食したり、投資で失敗したり。という状態を長らく歩み続けて来てしまいました。

成功に再現性が無かった・・・。正直、必然の成功ケースはあまり無かった・・・。そこまでロジカルに考えたことが無かったので、それ時点で、偶然の成功しかなくて、失敗は、必然の失敗しかない状態だったと言えると思います。

一方でメンターをはじめ、周りを見渡してみると、長い年月上の方にい続けられる方々ほど、必然の失敗をせず、偶然の成功を求めず、必然の成功だけをして、偶然の失敗さえも、事前準備と想定で潰していってしまうという方々ばかりになってくることが分かる。

このように、メンターから教わっていく過程で、自分が本質的な意味では三角形の上にいないのも分かるし。どうしないといけないのか?何をすべきなのか?教わりながら、考えていきました。北の物販大富豪や、マスターヒロさんたち、三角形の赤い部分の人たちってどういうことなのか。

こういう実際にピラミッドの図を真剣に見つめながら、世の中で起きていくこと、自分自身のこと、客観的な視点で、改めて考えて行くことから。無敗の考え方、『成功シンドロームOS』の学びは始まることになります。ピラミッドの図 https://kitasociety.com/share/pyr.png