「不労所得」のための「労働」
10年後に「労働しなくても生きられる」状態、つまり「不労所得」を得るというゴールに到達するために、あなたの今の労働はその目的に合致しているでしょうか?多くの人が、ただただ毎日を「労働」に捧げ、働くことが人生のすべてだと錯覚していることがよくあります。
しかし、目的地が「不労所得」であるならば、労働そのものが目的になるべきではありません。むしろ、その目的地に到達するための手段のひとつに「労働」があるだけなのです。例えば、Googleマップで目的地を入力すれば、その場所にたどり着くための最適な経路と到着時間が表示されますよね?
それと同じように、僕たちも「不労所得」という目的地と、その到達時間、そしてそのための経路を事前に明確にしておく必要があります。その経路にある必要最低限の「労働」をピンポイントで行うだけで良いのです。
目的地を意識した労働であれば、その労働は意味を持ち、結果的に「不労所得」というゴールにたどり着くことができます。しかし、残念ながら世の中の大多数の人々は、労働そのものが目的化してしまっています。
これはまるで、目的地を定めずに大海原で浮き輪に乗り、ただただバタ足をして体力を浪費しているようなものです。あなたが今、毎日一生懸命に続けている「労働」は、どちらのタイプでしょうか?それは「不労所得」を目指したものなのか?それともただの「労働」のための労働になってしまっているのか?今一度、自分自身に問いかけてみることが大切です。
もしも今の労働が「不労所得」に結びついていないと感じるのであれば、その先には希望しているような自由な生活は待っていません。10年後も、もしかしたらその先の人生も、永遠に「労働」を続けるしかないかもしれません。もちろん、労働に生きることが悪いというわけではありません。
多くの人々が日々、労働に従事し続けるからこそ、社会は成り立っています。労働に価値を見出し、それに生きることが幸福だと感じる人もいます。しかし、「不労所得」を目的地に設定しているのであれば、労働そのものを目的とするわけにはいきません。目的地が違えば、取るべき道も違います。
「働きがい」で就労する毎日
「僕は歩くのが好きです」と言って、ただひたすら毎日歩き続けている人と、「僕はこの仕事に誇りを持っています。毎日働けることが幸せです」と言って、ただ労働に没頭している人の姿。この二つの姿は、実は非常に似通っています。
どちらも、明確な目的地を設定せず、ただ「好きだから」といって歩き続けたり、働き続けたりしているのです。もちろん、これは一つの価値観であり、生き方です。「好きだから続ける」ことに喜びを見出しているのであれば、それを否定する理由はありません。むしろ、そうした姿勢には感心する部分もあります。
しかし、問題はその先にあります。もしもその人に、「このまま歩き続けたら富士山の頂上にたどり着きますか?」と尋ねた場合、答えは間違いなく「ノー」でしょう。同じように、「このまま働き続ければ、不労所得が手に入りますか?」と聞いたとしても、その答えも確実に「ノー」です。
なぜなら、どちらも具体的な目的地を設定していないからです。ただ「好きだから」という理由で歩き続けたり、働き続けたりしているだけでは、その結果として偶然「目的地」に到達するということはあり得ません。目的地が無いのですから、自然にたどり着くことは不可能なのです。僕も、かつては「働きがい」に重きを置いていました。
新卒で東証一部上場企業に入社したばかりの頃、もしも誰かに「あなたは不労所得を得たいですか?」と尋ねられたら、僕はきっと「ノー」と答えていたでしょう。というのも、当時の僕は「不労所得」という概念すら知りませんでしたし、経営や投資、起業や独立などにはまったく興味がなかったからです。
就職活動の際も、「働きがい」を求めて会社を選び、実際にサラリーマンとして働き始めた後も、その労働そのものに「やりがい」を感じていました。毎日、会社のために働くことが自分にとっての充実感であり、達成感だったのです。
しかし、今振り返ってみると、当時の僕は具体的な目的地を持っていなかったことに気付きます。「あなたにはどこか到達したい目的地がありますか?」と聞かれたなら、「会社の部長になりたい!」といった漠然とした目標しか答えられなかったと思います。
それは、将来のビジョンがぼんやりとしていて、はっきりとしたゴールが見えていなかったからです。もしもそのまま働き続けていたら、僕が偶然「不労所得」を手に入れることなど絶対にあり得ませんでした。
サラリーマンとして定年まで働き、その後の生活は年金や貯蓄に頼るという、典型的な人生のゴールが僕の頭の中には描かれていたにすぎません。働き続けることに誇りを持つことは素晴らしいことですが、それが単なる「労働のための労働」に終わっていないか、今一度立ち止まって考える必要があります。
「働きがい」のために「就労」を続けますか?
かつて、僕は「働きがい」を感じながら日々の仕事に取り組んでいました。自分が誇りを持っている仕事に従事できること、それ自体が幸せだと思っていたのです。けれども、その信念は長くは続きませんでした。
なぜなら、会社が大規模なリストラに踏み切ったからです。僕たちの部署では、主任、係長、課長といった先輩たちが、次々と姿を消していきました。いつも一緒に仕事をしていた先輩たちが、期の途中で突然いなくなり、気が付けば新しい顔ぶれがそこにいました。
わずか1年の間に、全社員の3分の1が会社を去り、代わりに派遣社員や中途採用の方々がやってくるという状況になりました。そんな中、僕は漠然とした不安を抱くようになりました。「働きがい」を大切にし、就労を続ける先にあるのは、理想的な「定年退職」ではなく、今後10年、15年後の自分がリストラの対象になる姿だと感じ始めたのです。
会社にどんなに貢献しても、最終的には切り捨てられるかもしれないという現実が、急に身近なものに思えてきました。入社して2年目、僕は大学時代から付き合っていた妻と結婚し、専業主婦として家庭を守ってもらうことになりました。
僕たちは東京都内に新築マンションを35年ローンで購入することも決めました。当時の僕には、これがまさに「人生のゴール」のように思えました。しかし、その「幸せ」には、膨大な借金という重荷が背後に隠れていました。
「このままじゃヤバいぞ・・・もし僕がリストラされたら、どうやってこのローンを返済するんだ?」そう考えた瞬間から、僕の心には焦りが芽生えました。「働きがい」などという甘い言葉が、現実の恐ろしさの前では無力だと気付いたのです。
「会社に頼らずに、自分自身で生きていける準備をしなければならない・・・・」そう自分に言い聞かせ、僕は行動を開始しました。会社での仕事や同僚たちに秘密を持ちながらも、僕は密かに「副業」や「起業」を模索するようになったのです。
妻や家族を守るために、「住宅ローンをすぐに返済して、一生お金に困らないくらい稼いでやる!」という強い意志を持ちました。最初はどうすれば起業できるのか?どうすれば独立してやっていけるのか?という基本的な疑問からスタートしました。
本屋で起業に関する本を読み、セミナーに参加して学び、少しずつその知識を吸収していきました。その頃から、僕の心の中には「不労所得」への憧れが芽生え始めました。サラリーマンとして会社で働く一方で、自分のビジネスを立ち上げ、次第に「二足のわらじ」で収入を得る生活が現実のものとなっていったのです。
「不労所得」に到達する「労働」に励む
僕がビジネスを起業し、最初に直面したのは、「どうやったらこのビジネスを成功させるか?」という、誰しもが抱えるシンプルな問いでした。幸いなことに、この答えには比較的すぐに辿り着けました。実際、会社で行っていた営業やマーケティングの仕事と何も変わらなかったからです。
商品やサービスを売り、それで売上や利益を上げる。ビジネスの基本は非常にシンプルでした。この理解に到達するまで、半年ほどかかりましたが、そこまではスムーズでした。しかし、さらにその先、「経営」と「投資」、そして「不労所得」に到達する道のりは、決して簡単ではありませんでした。
僕は何度も試行錯誤しました。独立する直前、「これぞ経営と投資だ!」と思った方法に出会い、意気揚々と取り組みましたが、その結果は、まさに惨憺たるものでした。失敗を重ね、それまで貯めた◯億円もの資金を一瞬で失い、途方に暮れる日々。
成功を掴んだかに見えては、そのたびに手のひらからすり抜けていく。そうした経験を繰り返しました。そんな無駄な遠回りを経て、ようやくたどり着いたのが、メンターである大富豪の教えでした。彼の教えの中に、僕が求めていた「不労所得」への答えがあったのです。
多くの時間を浪費し、失敗の中で苦しみ、傷つきながらも、ここに辿り着けたことは本当に大きな転機でした。思い返せば、僕がこの答えに辿り着くまでには10年以上もの年月を費やしました。しかし、今この瞬間、「地下ソサエティ」の同志たちは、僕が長年かけて見つけた「不労所得」の道筋を、最初から持っているわけです。
彼らはスタート地点から、すでにゴールへの道が見えている。僕が彷徨っていた時には考えられなかったほど、効率的に進めているのです。今日の「地下ソサエティ」のメンバーは、初めから「不労所得」という目的地に向かって、まるでGoogleMapを使っているかのように、正確で確かな経路を手に入れています。「いつまでに、何をすれば良いのか?」が明確にわかっているのです。
そのため、どんな労働も「不労所得」を得るための一つのステップとして、的確に位置づけられています。労働するにしても、「不労所得」を得るために逆算された無駄のない労働だけ。これが「地下ソサエティ」の考え方です。10年という短期間で、全力を尽くして取り組む。そして、その先には「不労所得」が待ち受けている。
この効率性と確実性の高さは、他では到底得られないものでしょう。だからこそ、もしあなたが10年後に「不労所得」を真剣に目指しているのならば、一度全体像を学び、目的地までの経路を理解することが大切です。何をするべきか、そして何をするべきでないかを完全に把握し。そのうえで必要とあれば今の労働に取り組むことです。
「不労所得」を達成するための労働は、ただ闇雲に働き続けるのとは違います。すべては目的地から逆算され、無駄のない道筋に沿って進むだけです。無駄な時間や労力をかけずに、必要な労働だけを選んで行動する。
これが最も効率的で確実な方法です。ぜひ、あなたも「地下ソサエティ」でこの道を学びを深めることで、10年後に「不労所得」を達成するためのその一歩としての労働になるように、挑戦してみてはいかがでしょうか?
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