銀行と証券会社の口座の外に、資金を絶対に出さないこと!「資金は銀行と証券会社の外に出さないこと!」投資を始める際、多くの人が、資金をできるだけ早く増やしたい!楽に儲けたい!という気持ちに駆られることがあります。

僕自身もかつては、その甘い誘惑に心を揺さぶられた一人です。特に、少ない資金で手軽に倍々ゲームのようにお金を増やせないかという期待を抱いていた時期がありました。しかし、投資の世界には、そうした「楽して儲けたい」心理を巧みに利用し、罠を仕掛けて待ち構えている「輩(やから)」がたくさん存在します。

彼らは、まるで獲物を待つハンターのように、僕たちの脆弱な部分を狙い、次々と罠を仕掛けてきます。甘い言葉やもっともらしい話に耳を傾けると、気がついた時には資金がスッカラカンになっていることも珍しくありません。

まず、投資を始める前に、しっかりと理解しておくべきことがあります。それは、「どうしたら負けないか、騙されないか」これを徹底的に学ぶことです。勝つ方法を学ぶ前に、まずは資金を失わないための基本を固めておかないと、どれだけ努力しても、結局失敗に終わってしまいます。

僕自身も過去に、投資で失敗し続けて、累計で◯億円もの資金を失った経験があります。その時の経験から言えることは、投資の資金を絶対に「銀行」と「証券会社」の口座の外に出してはいけないということです。

どんなに魅力的な話を聞いたとしても、資金を外に出した瞬間に、それはもう「飛んでイスタンブール」となるのです。詐欺師たちは、さまざまな手法で僕たちの資金を手に入れようとします。事業投資や暗号資産のICO、代理運用、保険、不動産など、彼らはもっともらしい言葉を並べ立てて、僕たちを信じ込ませようとします。

「もっと大きなリターンが得られる」などと謳って、何とかして「銀行」や「証券会社」から資金を引き出させようとします。たとえ「株式運用」をしていると説明されても、例えば僕が「僕が代理で運用して、利益をシェアしますよ」と言ったら、それは確実に詐欺です。資金は二度と戻ってこないでしょう。

だからこそ、僕がここで強く言いたいことは一つです。資金は「銀行」と「証券会社」から絶対に出さないこと。これを忘れてはいけません。投資の基本であり、最も重要なルールです。これを守らないと、いくら努力しても、資金を失うリスクから逃れることはできません。

「銀行と証券会社から資金を絶対に出さないこと!」
「銀行と証券会社から資金を絶対に出さないこと!」
「銀行と証券会社から資金を絶対に出さないこと!」

大切なので、あえて3回、繰り返します。これはまさに、投資の世界で生き残るための呪文です。投資を始める前に、この言葉を常に心に刻んでください。

「銀行」にも詐欺は潜んでいる

投資を始める際に、信頼できる銀行や証券会社を選ぶことが重要だとお伝えしました。しかし、注意しなければならないのは、「銀行」や「証券会社」という名前だけでは安心できないケースがあるということです。

中には、海外の怪しげな「銀行」や、FX系、暗号資産系の名も知られていない「証券会社」など、見た目は立派でも中身が詐欺というものが存在します。僕が約20年以上にわたり投資の世界を見てきた中で、こうした詐欺案件に遭遇したことは少なくありません。

特に多いのが、海外の「プライベートバンク」と呼ばれるものです。たとえば、よく耳にする詐欺の手口にはこんなものがあります。「本来、富裕層しか口座開設できないプライベートバンクですが、今だけ特別にあなたにもチャンスがあります!」このような誘い文句は、一見魅力的に聞こえるかもしれません。

しかし、これはほぼ100%詐欺です。冷静に考えてみてください。本来、富裕層向けの特別な銀行口座が、なぜ一般の人々やそこまで大きな資産を持っていない人に提供されるのでしょうか?こういった「プライベートバンク」には、数年ごとに突然「飛んでイスタンブール」してしまうという話が後を絶ちません。資金を預けた人々が二度とそのお金を見られなくなるということです。

特に、国際的な銀行間の送金に使用される「Swiftコード」が無い場合、その銀行は限りなく詐欺の可能性が高いと言えるでしょう。詐欺のリスクを冒してまで怪しいプライベートバンクに資金を預けるくらいなら、HSBC銀行やCITIBANKなど、世界的に信頼されている大手銀行の「プライベートバンキングサービス」を利用する方がはるかに安全です。

さらに、フィリピンやカンボジア、モンゴルなど、よくわからない国々の銀行に口座を開設しようとする詐欺案件も多くあります。こうした銀行は、「米ドルの定期預金が10%」などという驚くべき利回りを謳い、投資家を引き寄せます。

しかし、これもほとんどが詐欺です。これらの銀行も、やはり「Swiftコード」が無い場合は、信頼性に大きな疑問符がつきます。もし、不動産購入や海外移住などの理由で現地の銀行に口座を開設する必要がある場合は、その国でトップクラスの信用を持つ大手銀行を選ぶのが賢明です。

現地で言うところの「三菱UFJ」や「三井住友」的なトップクラスの銀行があれば、まずはそこに口座を開設することをお勧めします。改めて強調しますが、「銀行」と「証券会社」から資金を出さないことが重要です。

ただし、それが怪しいプライベートバンクや信頼性に乏しい海外の銀行であれば、その口座に資金を入れるのは絶対に避けるべきです。「銀行と証券会社から資金を出さないこと!」というのは、ただの決まり文句ではなく、投資の世界で生き残るための絶対的なルールです。

それが本当に信頼できる「銀行」や「証券会社」であることを確認することが、あなたの大切な資金を守るための第一歩なのです。

「証券会社」にも詐欺系が潜んでいる

ここ5年から10年の間に、インターネットリテラシーが日本国内でも向上し、多くの人がオンラインで投資に興味を持つようになりました。特に、FXや暗号資産(仮想通貨)系の「証券会社」での口座開設や投資が盛んに行われるようになっています。

しかし、残念ながらその一方で、これらの新興投資プラットフォームには多くの詐欺や不正行為が横行しているのも事実です。たとえば、自分の口座内では、投資した資金が増えたはずなのに、いざ出金しようとすると何かと理由をつけて出金ができなかったり、ポジションを勝手にロスカットされるといった事例が頻繁に報告されています。

こういった「証券会社」は、そもそもきちんとした市場に資金を投入しているわけではなく、内部での相殺取引を行い、事実上投資家を欺いているケースも多々見受けられます。被害報告は、10件や100件といった単位ではなく、もっと多くの事例が存在しています。

それにもかかわらず、こうした詐欺的な「証券会社」は一見すると正当なプラットフォームのように見えるため、多くの人が騙され続けています。さらに問題なのは、FXや暗号資産そのものが、投資の根拠が不透明である点です。

「なぜ価格が上昇するのか?」「なぜ価格が下落するのか?」といった基本的な疑問に対する確かな答えが無い場合が多いのです。どれだけチャートを研究しても、その価格変動の理由は曖昧で、最終的には占いやギャンブルのような運任せになってしまいます。

このような不確実な投資にお金を投じるのであれば、いっそマカオのカジノで「バカラ」や「ルーレット」をしている方がまだマシかもしれません。少なくともカジノでは、勝てば現金で確実に受け取ることができるからです。

しかし、ギャンブルも長期的には「負ける人がほとんど」という事実に変わりはありません。某上場企業の創業者の二代目、三代目が、カジノで100億円もの大金を溶かしてしまったという有名な話がありますが、結局、ギャンブルはどれだけ研究しても、どれだけ取り組んでも、勝ち続けることは難しいのです。

実際、僕が知っている「無敗の投資家」は、このようなFXや暗号資産、ギャンブルに手を出すことは一切ありません。勝てる見込みのないリスクの高い投資に時間を割くよりも、安定したリターンを見込める方法を選んでいるのです。僕たちもこういった案件には手を出さない方が賢明です。

「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」という原則を述べましたが、これは特に「FX」や「暗号資産」といった高リスクの投資案件に関連するものには一層の注意が必要です。さらに、名も知られていないような証券会社や、どこか怪しげなプラットフォームには絶対に口座を開設しないことが肝要です。

日本で投資を行う場合、信頼できる大手証券会社を選ぶことが最も安全です。たとえば、リアル証券会社であれば「野村証券」「大和証券」「日興証券」「みずほ証券」などがあり、オンライン証券であれば「SBI証券」「楽天証券」といった大手の選択肢があります。この範囲内での投資であれば、余計なリスクを取る必要は全くありません。

要するに、信頼できる金融機関を選び、リスクの少ない投資を行うことが、資産を増やすための一番の近道であるということを肝に銘じておいてください。

「株と証券会社」が全ての投資の代替えになる

よく聞くのが、「銀行融資」を利用して「不動産投資」をするという話です。多くの人がこれに夢中になりますが、不動産は外からは自然災害などで損傷し、内側からは住んでいる人たちによって建物が傷んでいきます。

時間が経つにつれ、何もしなくても崩れていく不動産を持ち続けるというのは、実は非常に大きなリスクを伴うものです。さらに、税率を考慮すれば、利益を出すためのコストも高く、割に合わないことが多いのです。

利回りの面でも、不動産よりも「証券会社」の口座の中で行える「株式投資」や「投資信託」の方がはるかに優れていることが多いです。特に「北の物販大富豪の戦略術」を使って「銀行融資」を活用すれば、株式投資は驚くほど効率よく資産を増やすことができます。

世の中には「太陽光発電」や「新しい事業投資」など、さまざまな投資案件が存在しますが、「株式投資」や「投資信託」でできないことはほとんどありません。それでも本当に「不動産投資」をしたいのなら、大手証券口座の中で「リート系」の投資信託でも買えば良いでしょう。

売買もクリックひとつで簡単で、税率も最低税率です。税制上の優遇を考えても、やはり「証券会社」の口座内でできる「株式投資」が最も効率的な投資方法だと断言できます。ただし、注意が必要なのは、「株式投資」や「投資信託」なら何でも良いというわけではありません。

大切なのは「銘柄選定」です。適当に聞いた話や流行に乗って投資をするのではなく、なぜその企業が長期にわたり成長し続けるのか?どうしてその銘柄が高利回りを維持できるのか?「立体考察法」に基づいた「企業研究」をしっかりと行う必要があります。

「北の株式投資大学」の中では、「NISA」の「成長投資枠」に推奨できる企業をご紹介しています。なぜその企業が長期間にわたり成長し続けるのか?そしてなぜ「株式投資」こそが他の投資手法に勝るのか?毎月2回の講義を通して、これを実感いただけるかと思います。

「銀行」と「証券会社」の口座の外に資金を出す必要がないことが、この企業研究を通じて、さらに深く理解できるでしょう。まだ「北の株式投資大学」に入学していない場合は、ぜひこの機会に一歩踏み出して、無敗の投資法を学んでください。

今後のあなたの投資人生を大きく変えるスタートとなるはずです。「北の株式投資大学」 https://m.kitasociety.com/k-univ