現役のサラリーマンにとって、最も確実で安定した不動産投資とは何かと問われると、その答えは「マイホーム」への投資といえます。多くのサラリーマン投資家が不動産投資に挑戦していますが、特に都心のマイホームに焦点を絞り、着実に資産を積み上げてきた方々が目立ちます。

僕自身、多くのサラリーマン投資家と接し、その活動を長年にわたり観察してきました。その結果、最も安定して資産を築けた人々には共通点があることに気づきました。それは、都心のマイホームに継続的に投資をしてきたことです。

例えば、「地下ソサエティ」に参加するNさんご夫婦の場合、東京都内でマイホームを購入し、その価値を維持・向上させる戦略を重ねた結果、2億円もの現金資産を築き上げることができました。一方で、地方のアパートやマンション経営に投資してきた「サラリーマン大家さん」的な方々には、苦戦を強いられているケースが目立ちます。

特に大規模な借入を行って物件を購入したものの、家賃収入だけではキャッシュフローが追いつかず、予想外の経費や修繕費が重なり、資産形成が進まず苦しい状況に追い込まれている方も少なくありません。

都会のマイホームへの投資と地方のアパート・マンション経営への投資、どちらも銀行から融資を受け、サラリーマンとしての信用を武器にしたものです。しかし、20年にわたる観察を通して得た経験からも、統計的な見地からも、これらの投資は明らかに異なる結果を生んでいることがわかります。

僕たちが所属する「地下ソサエティ」では、大富豪一族のマスターヒロさんから「無敗の不動産投資法」を学んでおり、都会・地方・海外それぞれの不動産投資のメリット・デメリットを理解し、裏技的なテクニックも駆使して適切な投資戦略を組み立てています。

その知識と実践の中で明確になっているのは、現役サラリーマンが不動産投資に取り組む上で、今日の環境では「マイホーム投資」が最も堅実な選択肢であるということです。このように、サラリーマンとして安定した収入を得ているうちに、都市部のマイホームを取得し、将来的な資産として育てることが、安定したキャッシュフローの維持と着実な資産形成に寄与するでしょう。

ボロ儲けした都内のマンション

僕の場合、現在は日本に土地を所有し、さらに海外のいくつかの国に複数のコンドミニアムと土地を持っていますが、最初に購入した不動産は東京駅からほど近い京葉線潮見駅の徒歩1〜2分の場所にある新築マンションでした。

この物件を購入できた背景には、上場企業に就職したことが銀行からの信用を得る一因となったようです。入社2年目、年収がわずか240万円ほどの段階でも、銀行の審査はあっという間に通過しました。

妻との結婚を機に、35年ローンを組み、販売価格3,000万円と内装オプション500万円をかけた新築マンションを購入しました。しかし、購入後1年ほど住んだところで、勤めていた会社の海外転勤で香港へ移ることになりました。

妻も出産を経て8ヶ月後に合流しましたが、当初のマイホーム利用の予定を変更し、仕方なく賃貸に出すことにしたのです。マンションの立地の良さもあり、賃貸オファーを出した途端に、某有名上場企業が社宅として借りてくれることになり、以後、実際に住んでいた方が交代することはありましたが、13年間にわたって空室になることはありませんでした。

この間、毎月約20万円の家賃収入があり、2004年から2017年まで続いていました。その後、マンションの価格が上昇し始めたこともあり、「儲かったから売ってしまおう」という気持ちで売りに出したところ、約4,200万円という相場価格であっさり売れてしまいました。

購入者はサラリーマン夫婦で、フルローンでの購入。銀行の会議室で売買契約を行い、僕は契約を終えました。内装オプションに500万円かけたことについては「ちょっともったいなかったかな」とも思いましたが、最終的な収益は家賃収入と売却価格を合わせて約7,320万円となり、「まあ、結果オーライだ」と感じました。

35年ローンを組んでいましたが、自己資金で返済していたのは最初の2年間だけ。その後は家賃収入でローン返済が行われていたため、実際に購入したという感覚はほとんどありませんでした。結果として、この一軒のマンションで、ほぼリスクなしで利益を得ることができ、驚くべき投資経験となったのです。

マイホーム「わらしべ長者」

僕が海外に拠点を移してから、中国で3軒、マレーシアで3軒、フィリピンで3軒、さらにコソボに土地を購入してきました。中国の珠海で購入した不動産は、値上がりしたタイミングで購入価格の2倍で売却に成功。マレーシアでも1軒を自宅として活用し、残り2軒は賃貸に出していて、契約者が数回変わったものの、ずっと借り続けてもらっています。

シンガポールとの直通電車が開通したタイミングで1軒を売却し、残る2軒は娘たちに生前贈与する予定です。海外不動産も歴史的な円安ドル高の影響で、日本円に対して価値が上がっているため、良い流れではあります。

しかし、振り返ってみると、日本の東京都を中心とした「マイホーム」を利用した不動産投資の方が、遥かに「激アツ」だったことがわかります。たとえば、「地下ソサエティ」のメンバーである共働きのサラリーマン夫婦Nさんの例があります。彼らは約10年間にわたり「マイホーム投資」を繰り返し、現金で2億円もの資産を築き上げました。

Nさんご夫婦は、常に2軒の住宅ローンを組み、一方を賃貸として貸し出し、価格が上がったら売却して次のマイホームを購入するという「わらしべ長者」のような投資方法をとっていました。その結果、膨大な資産を築いたのです。

現在、旦那様はサラリーマンから独立して自営業を営み、奥様が現役のサラリーマンを続けていらっしゃいます。「地下ソサエティ」に参加した後は、『3,000万プロジェクト』にも参加。投資で失敗することがなくなったと話しており、証券系の投資にもじっくり取り組んでいるとのことです。

日本で「マイホーム」投資を選択する際、地域や物件をしっかり見極めて投資することができれば、家賃収入を相場通りに得られ、物件の価値が下がるリスクを最小限に抑え、売却時も相場に見合った価格で取引できるため、サラリーマンにとって最適な投資手段となり得るのです。

「マイホーム」の投資法

マスターヒロさんが手がける不動産投資法は、地方と都会の両方でメリット・デメリットを十分に考慮した、バランスの取れたものです。地方の不動産に投資する場合、土地そのものに価値が低いことが多く、建物を新たに建てたり、改装に多額の費用をかけると、投資が大きなマイナスからスタートしてしまいます。

そのため、マスターヒロさんは「最低でも想定利回り33%以上、3年で回収できること」を基準に、利回りが50%、60%、100%、120%といった不動産にのみ投資を行っています。一方で、都会の不動産投資においては、利回りが低くとも相場通りの家賃収入が期待でき、購入価格が相場に合致していれば、売却時もすぐに相場通りで取引可能です。

そのため、マスターヒロさんは都会で購入した瞬間に勝利が約束されるような不動産に投資されています。また、都会の不動産の場合、会社法人と個人の所得をうまく組み合わせて「住宅ローン」を利用し、資金の効率を最大化しています。

こうしたマスターヒロさんの不動産投資法を見てみると、地方の不動産投資では「事業性」が重視されており、これはビジネス経験や法人経営の知識が必要で、一般的なサラリーマンが簡単に手を出せるものではありません。そこで、サラリーマンでも取り組みやすい不動産投資法としておすすめなのが、「マイホーム」に特化した不動産投資です。

実際に「マイホーム」を活用した不動産投資でも、ノウハウを深掘りすることで、多くの工夫を加えることが可能です。このように工夫を加えることで、サラリーマンが「住宅ローン」をうまく活用し、家族とのライフスタイルを押下しながらも、資産を構築することが現実的に可能です。

大手企業に勤務するサラリーマンや公務員であれば、信頼性の高い年収を持っているため、より優位に「マイホーム」投資に取り組めるはずです。不動産投資を真剣に学び、堅実に資産を築く方法として「マイホーム」に特化した投資は、サラリーマンにとって大きな価値がある投資手段だといえるでしょう。

失敗しない「マイホーム」の選定方法や具体的なノウハウについては、「地下ソサエティ」で詳しく学ぶことができます。興味があれば、プロフェッショナルな不動産投資の知識を身につけてみてください。

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