「うちにはなかなか優秀な人材が来てくれないので、仕事を任せられない・・・」とお悩みを抱える中小企業の社長さんは多くいらっしゃいます。

しかし、それはある意味、当然のことなのです。自分がサラリーマンの立場になってみれば分かります。誰もが認める有能な人材であれば、社会的知名度も高く、給料も安定している大企業を目指しますよね。

有名上場企業のような、待遇や将来性が保証されている企業に入ることを目標に、幼い頃から多くの人たちが努力を重ねてきているのです。ですから、優秀な人材が待遇が不安定な中小企業にわざわざ来てくれるというのは、期待しすぎというものです。

逆に考えてみましょう。大手企業に比べて、なぜ中小企業で働くメリットがあるのか?と。現実的には、ほとんどの人が大手企業の方が魅力的だと感じますし、アルバイトやパートでも可能なら大手を選びたいのが普通です。

そう考えると、「優秀な人材が来てくれない」というのは、実は当たり前のことなのです。そのため、中小企業には往々にして、転職市場や就職市場でうまくいかなかった人材や、何かしらの部分で「欠けている」人材が集まりやすくなります。

しかし、そこにこそ中小企業経営の醍醐味があるのです。来てくれた人材が今はどこか欠けているとしても、教育や育成によって戦力として成長してもらう。将来的には、信頼できる社員や、会社の運営を任せられる番頭として活躍してもらえるように育てることが大切です。

つまり、中小企業の社長にとって重要なのは、来た人材を「どうやって戦力化するのか」という点です。欠けたところがあるからこそ、自社での教育を通じて、成長の余地を持つ人材を育てる。これが中小企業の発展にとっての重要な課題であり、やりがいでもあるのです。

この視点を持つことで、「優秀な人材が来ない」という悩みをポジティブに捉え、会社を成長させるための原動力に変えることができるのではないでしょうか。

就職市場で底辺だった弟を社長に育成

孔明弟もかつて、就職市場では非常に厳しい状況に置かれていました。彼は日東駒専レベルの大学を卒業していたものの、就職できた先は酪農場でした。ブルーワーカーとして働き、毎朝5時に起床し、重労働を続けながらも月収はわずか20万円。それが10年も続き、最終的にはリウマチを患ってしまい、働くこともままならなくなりました。

「就職市場」の視点から見れば、上場企業はもちろんのこと、中小零細企業でさえも彼を雇用しようとはしませんでした。そのような状態にあった孔明弟ですが、今では僕とともにビジネスに取り組み、彼自身も見違えるように成長しました。

現在では、会社法人の決算書で毎年S評価を獲得し、「ロイ式」で月商1,000万円を達成。後から開始した「ケイタ式」でも月商400万円。銀行からも億単位の融資を受けられるようになり、会社の船長として、多くの零細企業の社長たちに勝るとも劣らない存在になりました。

今日の孔明弟を見て「優秀な弟さんがいて羨ましいですね」と言われることもありますが、彼の成長の裏には、「教育論」がありました。就職市場では不要とされた人材、つまり「欠けたところがある人材」をどう育て、S・Aレベルの会社経営ができるまでに成長させるのか?これはどの中小企業にも共通する課題です。

実際、僕はメンターであるマスターヒロさんから、この「教育論」を学びました。メンタリングを通じて、今では「欠けたところのある人材」を戦力として育成する方法を身につけることができました。この経験から、中小企業が持つ人材の育成力こそが、会社の成長と未来に大きな影響を与えると実感しています。

受験戦争でも同じように

僕の家族も、実はスタートはかなり厳しい状況でした。お恥ずかしい話ですが、弟だけでなく、実の娘たちも学業や将来に対してやる気がなく、進路に対する意識が低かったのです。もしそのまま放置していたら、きっと社会に出る頃には就職市場で非常に不利な立場になっていたことでしょう。

そんな状況を変えるため、僕はメンターであるマスターヒロさんから教わった「教育論」を娘たちにも実践しました。その結果、わずか2年〜3年で驚くべき変化が現れました。長女は国立の「東京外国語大学」へ。次女は私立の「早稲田大学」へ。それぞれ自らの意思と力で後発スタートながらも受験で合格を勝ち取り、進学。今では大学生ライフを謳歌しています。

弟の場合は社会人として「年収基準の偏差値」での成長、娘たちは学生としての「学力偏差値」ですが、いずれも社会で上位10%以上に位置するほどの成長を遂げることができました。以前は「欠けているところだらけ」だった家族が、今ではそれぞれのフィールドで自らの意思で努力し、成功をつかむことができるようになっています。

このように、年齢や立場を問わず誰にでも応用できる再現性があるのが、マスターヒロさんの教育システムのすごいところです。我が家だけでなく、他のメンティたちも同様に家族や社員が成長し、素晴らしい結果を手にしています。

つまり、どんなに就職市場で「不要」とされる人材であっても、適切な教育と育成を施すことで、SクラスやAクラスの戦力として成長させることができるのです。そうして周囲が力をつけ、頼れる存在になると、自分自身が働く必要も次第に減り、理想的な「不労所得」の仕組みが実現します。

家族や仲間たちが成長していく姿を見ることは、僕にとって自身の成功以上に喜ばしいことです。共に活動する人々が努力の結果、人生を切り開いていく様子は、僕にとって何よりの喜びです。

本質的な意味での「不労所得」とは?

「不労所得」という言葉には、「自分だけが得をして、楽をして放ったらかしで収入を得る」といったイメージを抱く方も多いかもしれません。しかし、本質的な意味での不労所得は、そうした単純なものではありません。

本当の不労所得とは、自分と関わる人々、たとえ社会的な評価が低い方であっても、一緒に成長し、成功するための仕組みを作り上げることです。社会において「不要」「無能」とみなされがちな人材であっても、学歴・職歴・性別・年齢・才能に関わらず、適切な指導と育成によって、誰でもその潜在能力を発揮し、社会的に価値ある人材に成長させることができるのです。

それは、学問、スポーツ、キャリアの昇進、独立後のビジネス、あるいは経営や投資の分野においても同様です。こうした幅広い分野での成功を、狙って成し遂げる仕組みを構築することができれば、それこそが本当の不労所得につながっていくのです。

自分が働かずとも、周りが働いてくれますからね。「地下ソサエティ」では、再現性の高い人材の育成法含め、このような本質的な不労所得を目指すためのノウハウや、実践的な指導が行われています。

単なる収入源の確保ではなく、仲間とともに成長し、成功を共有できる本当の意味での不労所得の仕組みを構築したい方は、「地下ソサエティ」の中で学びを深め、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

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