日銀のマイナス金利解除により、各金融機関が定期預金金利の引き上げを進めています。その影響で「久しぶりに金利が上がるなら、定期預金を始めようか」という動きが一般家庭にも広がってきました。
一部ではちょっとした“預金ブーム”が起きているようです。確かに、これまでゼロに等しかった預金金利が、わずかでも“上昇”するというニュースは、預金者の心理に安心感を与え、「やっぱり銀行が一番安全」と思わせるには十分な材料です。
しかし、果たしてそれは“資産形成”という観点から見たとき、本当に正しい選択と言えるのでしょうか?多くの方が見落としがちですが、今の定期預金の金利水準は、たとえ上がったとしても年利で0.2〜0.5%程度。しかも、ここから税金が20.315%も引かれるため、実際の利息はさらに減少します。
一方で、米国の成長株に5年、10年と長期投資すれば、年利30%以上のリターンが狙える可能性が十分にあります。これは単なる理論上の話ではありません。
僕たちが過去10年以上にわたり、自らの資産と時間を投じて研究・実践してきた、「米国成長株への長期投資」こそが、最も再現性が高く、リターンも大きく、しかもシンプルな資産形成法だったのです。結論から言えば、金利が少し上がったからといって、資産全体を定期預金に預けるのは「お金と時間の大きな損失」でしかありません。
「安全な定期預金」は、実は“最も危険な選択”
多くの人が「安全だから」という理由で定期預金を選びます。確かに、元本保証という観点から見れば、預けたお金が減るリスクはほとんどありません。しかし、逆に言えば“絶対に増えない”という意味でもあります。ここで冷静に、数字で見てみましょう。仮に、金利0.3%の定期預金に1,000万を預けたとします。
1年間の利息は税引き前で3万。ここから20.315%の税金が引かれると、実際の手取り利息は約24,900円。つまり、1,000万という大金を1年間も預けて、手に入るのは月あたり2,075円程度なのです。さらに物価上昇(インフレ)を考慮すると、どうでしょうか?2023年〜2024年、日本国内のインフレ率は年2〜3%を記録しています。
ということは、あなたの1,000万の“購買力”は、年々目減りしていくということです。0.3%の利息では、インフレにまったく追いつけない。むしろ、「安全と錯覚するけど100%確実に損をする資産」というのが、今の定期預金の本質です。
これに対して、僕たちが推奨している「米国成長株への長期投資」は、過去20年にわたり年平均リターンで数十%以上を記録する銘柄も多く存在します。仮に、年利30%で1,000万を10年間運用できたとしたら・・・。単利ではなく“複利”で運用するため、資産はおよそ約13.79倍、1億3,785万になります。
つまり、同じ1,000万の10年間が、定期預金では25万にしかならないのに対して、米国成長株なら1億2,700万以上増えるという、圧倒的な差が生まれるのです。定期預金が悪いというわけではありません。
定期預金はあくまで「生活防衛資金」として使うべき資産。具体的には、2〜3ヶ月分の生活費を普通預金や定期預金に置いておけば、それで十分です。それ以上の資金・・・特に「今は使わないけど、将来のために増やしたい資金」は、必ず運用するという視点で活用すべきです。
「貯める」から「増やす」へ
社会人になったばかりのころの僕も、まったく同じように考えていました。「投資は怖い」「銀行に預けておけば安心」「定期預金で少しでも増えれば・・・」けれど、ふと気づいたのです。このままじゃ、定年までにお金持ちになるなんて到底無理だと。結婚したばかりの頃の僕の貯金は約400万。仮に金利0.3%で運用しても、10年後には約412万。たったの12万しか増えません。
それどころか、税金を引けば実質は9万程度。年間1万以下です。「このままで本当に、家族を守れるのか?」その後、副業ビジネスで稼ぎまくったり、投資で楽して増やそうと、失敗しまくり資金を失ったり右葉曲折色々ありましたが。最終的に到達できたのが、僕たちの戦略術の柱である「米国成長株への長期投資」でした。
たとえば、「地下ソサエティ」メンバーのHさん(45歳・元営業職)は、脱サラを決意し、まずは法人を設立。その資金は、地方の信用金庫と日本政策金融公庫から調達した1,500万の創業融資でした。300万を「生活防衛資金」として定期預金に置き、米国成長株への投資に回しました。
そして、資金が必要ない無在庫販売のビジネスモデル、「ケイタ式」に取り組みました。「ケイタ式」からのキャッシュフローを、少しずつ積み上げ、2年間で累計3,000万を成長株に投資。そして現在、米国株の含み益と事業利益を合わせて純資産は1億を突破。特別なスキルは何も持っていません。
ただ「定期預金では人生変わらない」と気づき、行動しただけです。米国成長株への投資は、確かに“変動”があります。しかし、それでも僕たちがこれを推奨する理由は明確です。
・そもそも成長が見込める分野・企業だけに投資している
・株価が下がっても、売らなければ損失は確定しない
・長期で見ると“時間が味方してくれ”必ず上昇していく
これに対して、定期預金は「下がることがない」のではなく、上がらないことが確定しているというだけ。あなたは、どちらを選びますか?
人生を変えるのは「定期預金」ではなく“投資の決断”
定期預金の金利が上がったとはいえ、せいぜい年利0.3〜0.5%。税引き後の実利は、0.25%にも届かない。そして、その“安全な選択”の裏側で、確実に時間は流れ、インフレによってお金の価値は目減りし続けます。僕たちは、40代サラリーマンの限られた資金と時間をどう使えば、「資産5億円」という夢を達成できる現実に変えられるのか?を長年研究してきました。
その答えが・・・「生活費2〜3ヶ月分は定期預金。残りはすべて、米国成長株への長期投資」これです。シンプルですが、実際にこの戦略を愚直に実践した人たちが、人生を変えてきました。
今、あなたの預金通帳にある100万、500万、1,000万の資金。それを定期預金に入れて、5年後に+5万、+25万、+50万・・・で本当に満足できますか?あるいは、米国成長株に投じて、+271万、+1,356万、+2,712万※という未来を目指しますか?※複利30%で5年運用
この問いへの答えこそが、あなたの未来を左右する分岐点なのです。僕たちは、そんな挑戦を選んだ仲間たちと共に、
・法人を設立して
・融資で資金を作り
・無在庫物販でキャッシュフローを作り
・米国成長株で資産を積み上げる
という「億り人のロードマップ」を共有しています。金利が上がったから預けるのではなく、人生を変えたいから投資するのです。銀行にお金を寝かせておく時代は、もう終わりました。次は、あなたの資産が目を覚ます番です。今の現状、これから先の具体的ステップが分からない場合は、ミスタMに相談可能です。是非活用してみてください!20分間の個別面談を通して、「あなただけのロードマップ」を作成してくれます。
オンラインZOOMで開催する『ミスタMの個別相談会』を申し込む→ https://forms.gle/tAQsuM6iaGADV5UA6
個別面談の前に、今月出版したばかりの書籍『なぜ彼らは米国株しか買わないのか?』を読破しておいてくださいね。今なら、Amazon「Kindle Unlimited」で無料で獲得可能ですので。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0F99JXZQR
※今日のお話を「Spotifyポッドキャスト」で視聴する→ https://creators.spotify.com/pod/show/s43vncn03k/episodes/ep-e34c56i