1980年代中盤から後半、ファミコン(ファミリーコンピュータ)ソフトが流行する中で、「必勝本」「攻略本」が次々と出版されるようになりました。その多くは、小型の文庫サイズ(A5より少し小さいくらい)で、300円とかの安価で手に入るものが多く、マップや攻略チャート、敵の出現場所、アイテム入手可能な場所、裏技などが掲載されていて。出版社が「ゲーム必勝法シリーズ」などで多くのタイトルを出してました。

必勝本は僕にとって、子ども心に「これを買えばゲームが攻略できる」「隠し部屋が分かる」という魔法のような存在だったのです。一番最初に獲得した攻略本は『チャレンジャー』でした。『チャレンジャー』「チャレンジャー」は、1985年にハドソンからファミコン用ソフトとして発売されました。巻頭にカラーマップが付いており、また内部には オリジナルのストーリー風展開も。ステージ構成、敵キャラ配置、パターン攻略、隠しルート、裏ルート、難易度別アドバイス・・・。

「この場面ではこう動けば安全に進める」
「この敵はこうすれば効率よく倒せる」
「このページの通りにやれば完全攻略できるかも!?」

・・・という期待。その他にも、今でもよく覚えているのは、『ドルアーガの塔』「宝箱の出し方などもほぼ完全に記載された完全攻略本」でした。当然ながら、『アナザードルアーガの塔』の方の「必勝本」も、発売後に即獲得していました。他にも・・・『ワルキューレの冒険』『キングスナイト』アクションRPG的要素があり、武器や防具・アイテム取得が重要だったため、掲載されているアイテムを眺めているだけでも楽しかったです。

新作ソフトを手に入れた後、まずは自分でやってみるのですが、プレイしてすぐに、何かアイテムの取り残しがないかどうか?気になってソワソワが止まらなくなります。本屋に何度も訪れて、「ゲーム攻略コーナー」に「必勝本」が並ぶのを待ち続けていたのです。

カラーマップを広げると、ゲーム画面を紙に写したような縮小図と、「この道を進めば安全」「このトラップはこう避けろ」といった攻略文章がびっしり。あのころ、「この必勝本通りにやれば完全攻略できるかもしれない・・・」と、「必勝本」を夢中になって眺めながら、ゲームをプレイし続けていました。

そして極め付きは、「ドラクエシリーズ」「FFシリーズ」の必勝本です。この手の「RPGゲーム」の必勝本は、まずは発売に合わせてマップ・用語・モンスター図鑑・攻略チャートなどが、中盤地点までのが掲載されている、「速報バージョン」的な内容のものが発売します。

その後、しばらくしてから、隠し要素含めて、全ての要素が完全網羅された、コンプリート版の「必勝本」が、発売されるのです。当然僕は、まずは「速報バージョン」の必勝本を即買いしてから、まずは一度全クリして。その後、「完全攻略版」が発売されると、同じく即買いして。そして、「完全攻略板」の内容通りに、再びゼロイチスタートからやり直すのです。

自力でやっていた時に、取り忘れていたアイテムがあったことを悔しがりながらも。全アイテムを、全て揃えていく愉しみ・・・。今となっても、良き「思ひで」ですね。

大人になってからも変わらない・・・

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、小学生の頃の僕が何に夢中になり、何を大切にしていたのか?それは、大人になった今でも、ほとんど変わっていないのかもしれません。

僕が小学生だった頃のチャレンジャー、ワルキューレの冒険、ドルアーガの塔、キングスナイト・・・どれもクセのあるゲームで、いきなりプレイしてもなかなか「全クリ」できない。謎解き、隠しアイテム、複雑な迷宮・・・ただ遊ぶのではなく、「どうすれば完全攻略できるか?」が僕にとっては重要だったんです。

そこで僕は、ゲームソフトを買えば、必ず本屋に直行して「攻略本」や「必勝本」を入手。実際に、僕の遊び方は「自力でゲームをクリアする」というよりも、攻略本を読む→ 実践してみる→ 成功すること自体に快楽を覚えていたように思います。ゲームを楽しむ以上に、「攻略本通りにやってみて、ちゃんと結果が出る」その因果関係に心酔していたのだと思います。

それから時が経ち、僕も否応なしに、大人になってしまいました。大学3年生のころは「就活必勝本」を読み、企業研究のノウハウを真似して就活に臨みました。その流れで、「文章を書くこと」「文章を話すこと」が要なのだと分かり、今のように、文章を書けるようになれたのです。

就職後、営業職に就いた時にも「営業必勝本」を買いまくりました。トークスクリプトや人間心理、クロージング手法をなぞっては、成果を積み重ねました。「副業」を始めた時も同じです。「起業必勝本」的なものを片っ端から読み漁り、その通りに実践していきました。

気づけば、大人になってからも、人生の大事な局面では、常に「必勝本」を探し、それをベースに動いてきたのです。逆に言えば僕は、「必勝本が見つからないことには、まともにスタートすら切れない」タイプなのだと思います。空っぽの地図で冒険に出ることが怖い。何をすればいいか分からないことほど不安なことはない。

だから、信頼できる「必勝本」を持つことが、僕にとっては“安心して進める最低条件”なのかもしれません。これは、格好つけて言えば、ただの個性や習慣ではなく、ある種の「戦い方」のスタイルなのかもしれませんね。僕は“必勝本ありき”でしか、何かを乗り越えられない。

でも、逆に言えば、「ちゃんとした必勝本さえあれば、「全クリ」的に勝てる」とも思っているのです。そして今、僕が実践しているビジネスや投資においても、まさにこのスタイルは健在です。僕にとっての今の“必勝本”は、「無敗の大富豪一族が実践してきた資産運用と経営の戦略」を完全体系化した訓え。いわば「お金の世界の完全攻略本」です。

ビジネス、会社経営、銀行融資、税金、法人化、レバレッジ、株式投資、不動産、資産性のあるモノ、資産防衛、相続戦略・・・それらすべてが「完全攻略・必勝本」的なクオリティで存在している。僕はそれを読み込みながら、過去のゲームと同じように、一つ一つ再現していくだけ。それでいて「経済的」な成果が出る。まさに、あのファミコン時代の体験の再来なのです。

「完全攻略」レベルの“必勝本”

その「お金の世界」で、「完全攻略」レベルの“必勝本”を伝授する秘密のコミュニティ「地下ソサエティ」の説明会を開催します。これは、単なる投資講座でも、お金儲けのテクニック集でもありません。言ってみれば、無敗で勝ち続けている修羅だけがしっている「完全攻略」レベルの「必勝本」を手にするチャンスでもあります。

かつての僕と同じように、「必勝本」がないと、ゲームを完全攻略できない人。でも、逆に言うと、「必勝本」さえあれば、ゲームを完全攻略できる人。そんな方にとっては、あの頃のように、「完全攻略」を前提とした、戦い方が「お金の世界」でも、できるようになれます。

必勝本に沿って動けば、必ず道は開けると信じている同志たちには、この説明会を兼ねたセミナーを通して、「お金の世界の完全攻略・必勝本」をぜひとも手に入れてもらいたいと思います。きっと、このセミナーを受講するだけで、「自分でも完全攻略できる!」という確信が芽生えるはずです。

「お金の世界」における、完全攻略レベルの「必勝本」を伝授する説明会を兼ねたセミナー(期間限定公開)→ https://joinnow.live/s/mgP9yX