何度生まれ変われば、5億円に届くのか?
仮に、毎月5万円を貯め続けたとします。1年で、60万円。これで5億円に届くのは、833年後です。人生を80年としたら、10回分。100年生きたとしても、8回分です。生まれ変わっても、足りません。2回や3回ではありません。10回です。利息を考えない、単純な積み上げでの計算です。
それにしても、桁が違いすぎますよね。極端な数字に見えるかもしれません。ただ、貯金だけで資産を作ろうとすると、本当にこうなるのです。多くの方が、この計算をしたことがありません。毎月の積立の額ばかり見ていて、着く年を見ていないのです。いくら貯まったか、ではありません。
何歳でいくらになるのか?そちらが本当の数字です。そこを見ると、だいたいの方が青くなります。僕も、初めて計算したときは手が止まりました。真面目にやっているのに、間に合わない。そう分かったときの気持ちは、なかなかのものでした。節約の本を読み直しても、833年は833年のままです。削る話をしている限り、この数字は動きません。
ここで、はっきりさせておきたいことがあります。これは、努力が足りないという話ではありません。毎月5万円を30年続けられる方は、相当に意志が強い方です。外食を減らして、旅行を見送って、ほしいものをあきらめて。それを360回、繰り返すということです。その方でも、届かない。つまり、やり方の問題でもないのです。
乗っているゲームの、ルールの問題です。同じルールの中でどれだけ頑張っても、出られる場所が決まっています。ゲームを始めた時点で、たどり着ける範囲が決まっているようなものです。怖い話ですよね。けれども、逆に言えば、ルールのほうを変えれば話は別になります。
範囲が広がるのではなく、別の地図に移ることになります。同じ努力で、着く場所が変わるということです。ここに気づけるかどうかが、分かれ目になります。気づかなければ、79.4パーセントの側で一生を終えます。まじめに働いたままで、です。働き方の問題ではないのに、です。
ここが、一番くやしいところではないでしょうか?今日は、そのルールの話をします。そして、2027年に向けて何を決めるのか、というお話です。
なぜ、大多数が3,000万円の手前で止まるのか?
野村総合研究所という調査会社があります。日本の世帯を、持っている金融資産の額で5つに分けて数えています。2023年の推計です。下から順に、並べてみます。3,000万円に満たない層が、79.4パーセント。3,000万円から5,000万円が、10.3パーセント。5,000万円から1億円が、7.3パーセント。1億円から5億円が、2.8パーセント。そして、5億円以上が0.2パーセントです。
500世帯に、1世帯。学年に1人いるかどうか、という人数ですね。すれ違ったことはあるかもしれませんが、知り合いにはいない。そのくらいの割合です。だから、どうやってそこに行ったのかも分かりません。手本が身近にいないのです。テレビに出てくるのは、起業して当てた方や、親が資産家だった方ばかり。自分には関係のない話に見えてしまいます。
けれども、0.2パーセントの全員がそういう人ではありません。普通に勤めていた方も、そこにいます。表に出てこないだけです。静かに、順番どおりに進めた方々です。派手なことはしていません。毎年、同じことを積み上げただけです。それが、5年で効いてきます。
この形を見て、どう思われるでしょうか?僕は、努力の分布ではないと思っています。79.4パーセントの方が怠けていて、0.2パーセントの方が働き者なわけがありません。むしろ、79.4パーセントの側にまじめな方がたくさんいらっしゃいます。毎朝、同じ電車に乗って、残業もして、家に帰る。その方々が、79.4パーセントです。
サボっている方が8割もいる、という話ではないわけです。これは、ルールの分布です。普通に働いて、普通に貯めていれば、79.4パーセントの側に入ります。これは、すでに確定しています。かもしれない、ではありません。誰が悪いわけでもありません。そういうルールの上に、全員が立たされているだけです。
ただ、1つだけ言えることがあります。ルールを知っている人だけが、別の場所に移動しています。知ったから移動できた。それだけの違いです。生まれでも、才能でもありませんでした。順番を、先に教わったかどうか?それだけです。
眺め続けるのか、ルールを変えるのか?
では、上の層にいる方々は何をしているのか?僕たちがやっているのは、「北の物販大富豪の戦略術」です。5ポケッツ戦略術、とも呼んでいます。軸になるのは、物販の会社法人です。いきなり投資から入るのではありません。
まず、事業をつくります。ここを飛ばす方が、とても多いのです。事業がないと、銀行は相手にしてくれません。給与明細だけを持って行っても、数千万円の話にはなりませんから。法人の決算書なら、話が変わります。その差は、1期目の決算から始まります。だから、今年のうちに法人を動かしておく意味があります。
そこできちんと黒字を出して、決算書を積み上げる。その決算書を根拠に、銀行から融資を受けます。自分で貯めたお金ではありません。信用から生まれた、滞留資金です。手元にゼロでも、決算書が健全であれば動きます。これが、無から有を生み出す、ということですね。
そして、その資金を米国成長株に置きます。短期の売買ではありません。長期で、正しい期間置き続けます。毎日の値動きを追いかける必要もありません。置いたら、触らない。それが一番効きます。途中で引き出すと、そこから先の年数が効かなくなります。複利は、触らないことで効くものですから。5年、10年と置き続けます。
5年で5倍、10年で10倍。それが目指している形です。相場は動きますし、増える保証はどこにもありません。それでも、置く場所と期間をそろえられれば、桁が変わります。ここで、何が変わったかお分かりでしょうか?貯める速さを競うのをやめています。乗る列車を、変えているのです。
各駅停車から、特急へ。歩いていた人が、列車に乗り込みます。景色の流れる速さが、まったく変わります。同じ時間、同じ線路の上で、です。同じ線路の上を、違う速さで走ることになります。さて、ここからはあなたの番です。このまま、ごく一部のお金持ちを指をくわえて眺め続けるのか?それとも、2027年こそ自分が乗る側に回るのか?
どちらを選んでも、時間だけは同じように過ぎていきます。迷っているあいだも、2026年は終わりに近づいています。残り3ヶ月と少し。今年も、あと96日です。ここで決めた方が、2027年に動き出します。
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カレンダーから、そのまま枠を押さえられます。やりとりは要りません。空いている時間を選んで、名前を入れるだけです。今日のうちに、押さえておいてください。1つ、お願いがあります。当日は、胸のうちをさらけ出してください。今の年収。貯金の額。借入の残高。家族構成。勤め先のこと。言いにくいところほど、そこに答えがあります。
お恥ずかしい数字だと思われるかもしれません。ただ、ミスタMもかつて、同じところから始めています。驚かれることはありません。通ってきた道ですから。むしろ、数字が出てこないほうが困ります。そこが分からないと、どこから始めるかが決められません。隠したまま話すと、返ってくるのはどこにでもある話だけです。
それなら、本を読んだほうが早いと思います。ミスタMは、累計で1億5,000万円の滞留資金を創り出してきました。もとは、普通のサラリーマンでした。79.4パーセントの側から、線をまたいだ人です。特別な資格も、親の資産もありませんでした。その人に、自分の数字をそのまま見てもらう。
いくらまでなら引けそうか?法人はいつ作るのか?勤め先は辞めなくていいのか?この3つが決まるだけでも、来年の予定表が埋まります。ぼんやりした不安が、やることに変わります。ここが、一番大きいと思います。動けない理由の大半は、分からないことですから。
怠けているわけではないのです。地図さえ手に入れば、たいていの方は動き出せます。そのうえで、2027年に動くのか、動かないのかを決めてください。動かないと決めるのも、1つの答えです。ただ、決めないまま年を越すのだけは、もったいないと思います。来年の春に動き出すのと、来年の秋に動き出すのとでは、着く年が変わってしまいます。