「投資」の活動では、余計なことをすればするほど、資金を増やせるどころか、目減りしたり、「飛んでイスタンブール」したりの、悪い結果になりません。限られたなけなしの資金で、楽して簡単に、倍々ゲームにならないかな・・・。という心理が働いてしまうのは。かつて僕も、味わったことがありますので。そのお気持ちはよくよく分かりますが。甘い言葉に耳を傾けてしまうと。詐欺られたり、失敗したりに直結してしまいます。

「投資」の世界では、その手のライトユーザー向けに、罠を張り巡らせて待ち構えている「輩(やから)」が沢山いますので。まずは、「投資」で安易に勝とうとする前に、どうしたら負けないのか?騙されないのか?ココの部分を、カッチリと固めておくことが求められますね。そうしないと、乏しいわずかな資金なら当然のこと。

何千万円、何億円・・・と沢山の資金があったとしても。あっという間に、スッカラカンな状態に追い込まれてしまいます。僕の過去(10年以上前)の悲惨な体験談を踏まえて、まず最初に言っておきたいことは。「投資」の「資金」を、絶対に「銀行」と「証券会社」の「口座」の外に出してはならないということです。

「銀行」と「証券会社」の外に出した「資金」は必ず「飛んでイスタンブール」になると、極端な考え方を持っている位が正解だと思います。事業投資、暗号資産のICO、代理運用、保険、不動産・・・詐欺系の皆さんは、あの手この手で、もっともらしい単語や御託を並べて、僕たちの大切な資金を、とにかく「銀行」や「証券会社」の口座から出金させようと、持てる知恵をフルに発揮してきます。

例えば、運用が「株」だったとしても、仮に僕があなたに「僕の口座に資金を入れてもらえば、僕が代理で運用して、収益のシェアをしますよ!」と囁いたら、それは100%以上詐欺で、その資金は二度と戻って来ません。

資金は・・・
「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」
「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」
「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」
大切なので、呪文のように3回ほど唱えさせて頂きます。

「銀行」にも詐欺系は沢山ある

ただし、中には「銀行」と言っても、海外の怪しい「銀行」だったり。「証券会社」と言っても、FX系や、暗号資産系の、名もなき「証券会社」だったり。「銀行と証券会社」とは名ばかりの類のものに、入金させようと、目論んでくる輩(やから)もいます。僕が、約20年間に渡り、「投資の世界」を見てきた中では、この手の詐欺案件も沢山ありました。

例えば「銀行」。よくあるのが、海外の「プライベートバンク」案件です。「本来富裕層しか口座開設できないけれど、うんちゃらな理由で、今なら特別にあなたでも口座開設できる」という類のもの。ちなみに、この手の「プライベートバンク」は限りなく100%近く詐欺です。

そもそも冷静に考えれば、ごくごく一般的な人に、ちょっとばかし数千万や数億円の資金を持った人たちに、またはもっと貧乏な人に、その手の「プライベートバンク」のお話が回ってくるはずが絶対にありません。そしてこの手の「プライベートバンク」案件は案の定数年に一度「飛んでイスタンブール」になる情報が流れて来ます。

特に「Swiftコード」が無い「プライベートバンク」は1,000%詐欺です。その手の「プライベートバンク」に大切な資金を預けたいのならば。普通にHSBC銀行や、CITIBANKなどの、世界的に有名な銀行の「プライベート・バンキングサービス」の口座を開設した方が良いですね。

後はよくあるのが、フィリピンだとか、カンボジアだとか、モンゴルだとかの、怪しい銀行の口座開設&入金です。なぜか「米ドルの定期預金が10%」だとか、桁違いの預金利回りを餌にぶる下げてきます。そして同じく「Swiftコード」すらない。この手の怪しい銀行も、ほぼほぼ詐欺系銀行なので、絶対に口座開設&入金してはなりません。

それでも不動産だとか、海外移住だとかで、現地の銀行を開設する必要があるのでしたら、日本で言う三大都銀的な現地のトップクラスの銀行に口座開設した方が賢明です。「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」とは言いましたが、この手の「プライベートバンク」だとか、「海外の怪しい銀行」だとかは絶対NGです。

「証券会社」にも詐欺系は沢山ある

ここ5年〜10年では、日本国民のインターネットリテラシーの上昇につけ込んだ。FXとか、暗号資産系の、「証券会社」の口座開設&入金が流行りました。でも、この手の投資モデルが、そもそもちゃんとしたルールを守っていないところばかり。投資して増えた資金をちゃんと出金できないだとか。持っていたポジションを勝手に強制ロスカットされるだとか。実はちゃんとした市場に出してないで、内部で相殺取引してるだとか。詐欺行為活動が横行している場所でもあります。

被害報告は、10件、100件どころの騒ぎではありません。さらに、そもそも「FX」や「暗号資産」は、どうして価格上昇するのか?どうして価格が下落するのか?なんで勝てるのか?どれだけ研究しても、その根拠はなく、「占い」や「ギャンブル」的なお話になってしまいます。勝てるかどうかも分からないものに投資をするのだったら。マカオのカジノで、「大小」とか「バカラ」とかやっているのと何も変わりません。

まだ、あっちのカジノの方が、勝ったお金は、必ず現金でもらえるので。マシとも言えます。ただしこうしたギャンブルも、結局やり続けている人は、大負けしてしまう。某上場企業の創業者の三代目がカジノで100億溶かして話題になりましたが。結局「ギャンブル」である限り、どれだけ研究しても、どれだけ長期視点で取り組んでも、勝ち続けられることはありませんし。投資する資金量を増やし続けることはできない。

僕が知っている、「無敗の投資家」に、この手の案件に手を出す人はいませんので。「FX」「暗号資産」「カジノ」などは同類とくくって、この手の案件からは、早期の内に縁切りしておいた方が賢明です。「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」とは言いましたが、「FX」「暗号資産」などにまつわるものだったり、どこぞやの証券会社か分からないようなところには、口座開設&入金してはなりません。日本であれば、リアル:野村、大和、日興、みずほネット:SBI、楽天位に留めておいて、問題は一切無いです。

「株と証券会社」が全ての投資の代替えになる

「銀行と証券会社から絶対に出さないこと!」日本居住の日本人であれば、「銀行」なら、「三菱UFJ、三井住友、みずほ」をメインに資金を入れておくのが賢明です。「ケイタ式」「ロイ式」などの法人ビジネス活動だったり、「銀行融資でお金を創る」の活動に挑戦する場合は、別途相談してください。どちらにしても、海外の怪しい銀行に口座開設するのは辞めた方が良いです。

僕のように、完全に海外居住者になるのでしたら、オススメの銀行は別途相談してください。基本的には、大手の銀行と、大手の証券会社の口座の外に出した資金は、すべて戻って来ないものだと予め理解しておいた方が良いです。後はよく、「銀行融資」を活用した、「不動産投資」に躍起になる人達もいますが。「不動産」は、外から大自然が建物を壊し、内から人間が建物を崩す、放っておいても、崩れていく中でやっていかないとなりませんし。税率を考えると、割の合う投資ではありません。

利回りを考えれば、「証券会社」の口座の中でできる、「株や投資信託」に勝る不動産は無いと思います。「株」も「北の物販大富豪の戦略術」で、「銀行融資」を活用できますし。他にも、「太陽光」だのなんだの、世の中には様々な投資案件がありますが、「株・投資信託」でできないことはありません。

税率を考えれば、「証券会社」の中でできる「株・投資信託」に勝るものはありません。余計なことをすればするほど、結局は遠回りをすることになってしまいますので。やはり、「資金」は、「大手銀行」と「大手証券会社」の外に出すことはせず。1人当たり1,800万円の「生涯非課税投資枠」ある「新NISA」を活用した、「株・投資信託」に集中した方が賢明です。

ただし、「株・投資信託」であれば、なんでも良いというわけでもありません。「銘柄選定」が重要です。適当に聞いた話で投資し続けるのではなく、どうしてその銘柄が長期間に渡り、高利回りを出し続けられるのか?「立体考察法」に基づく「企業研究」を経た確かな根拠が必要です。

そこで今回、1月10日(水)21時〜24時の3時間かけて公開させて頂くのは。まさに「新NISA」の「成長投資枠」に推奨でき得る企業の一つ。「企業研究」を通して、なぜこの企業が、長期間に渡り「成長」し続けるのか?実感いただけるかと思います。「銀行」と「証券会社」の口座の外に資金を出す意味が無いこともこの「企業研究」を聞くだけで理解できます。

まだ「北の株式投資大学」に入学していない場合は。収録動画の公開をしたばかりの、2023年最後の講義動画を視聴して予習しながら、1月10日(水)までに入学して、年始第一回目の「企業研究」を公開する講義に備えてもらいたいと思います。
「北の株式投資大学」入学申し込みフォーム https://m.kitasociety.com/k-univ