Netflixで、アニメ『ブルーピリオド』を視聴したことはありますか?山口つばさの漫画を原作に、日本のアニメ制作会社「Seven Arcs」が制作しましたが、その後、全世界での独占配信権をNetflixが取得して、「Netflixオリジナルシリーズ」というラベリングで視聴可能です。(※ネタバレ含まれます)
成績優秀で、世渡り上手な高校2年生、勉強も友達付き合いもうまくこなし、周囲からは「要領がいい」と思われている、主人公、矢口八虎(やぐち やとら)。受験勉強をしながらも、心の中では本当にやりたいことが見つからない日々に虚しさを感じていました。
そんなある日、美術室で見た油絵の美しさに衝撃を受けます。それは、美術部員の森先輩が描いた絵でした。この出来事をきっかけに、八虎は「美術」という新しい世界に足を踏み入れることになります。そして、自分の可能性を試したいという気持ちが芽生え、東京藝術大学(通称:藝大)を目指すことを決意します。
しかし、藝大は日本で最難関の美術大学であり、合格率は非常に低いことで知られています。全国から優れた美術や音楽の才能を持つ学生が集まるため、受験者数が多く、倍率が高い大学(リアル世界も同じ)。
「藝大」の美術学部倍率
・日本画:10~15倍
・油画:15~20倍
・彫刻:8~12倍
・デザイン:10~15倍
技術力だけではなく、アイデアやテーマに対する独自の解釈、自分らしい表現力が求められるため、単純に絵がうまいだけでは合格は難しい。
そんな芸術系最難関の大学に、全くの絵画ド素人が、高2スタートで、最難関の倍率20倍の「油画」合格を目指して、取り組みを始めるという、「無理ゲー」に挑戦する過程と、その取組の結果まで。昔から絵画に取り組んでいる、絵がうまい学生が多い中で、ほとんど現役合格性がいない中で、「藝大」の現役合格を勝ち取ってしまうまでが、アニメの中で描かれています。
原作・コミック板は、現役藝大学生としての取り組みも現在進行系で描かれていますが。アニメ版は、間延び感もなく、かなりまとまったストーリー展開になっているので、まだ視聴していない場合は、オススメです。
絵画ド素人が高2スタートで藝大目指す
八虎は、もともと現実的で冷静な性格の持ち主であり、美術の道に進むにあたって、「美術では食べていけない」という現実を理解しています。それでも八虎が美術の道を選んだ理由としては、先輩の絵に出会い、その圧倒的な美しさに心を打たれ、自分の内面にあった「本当にやりたいこと」に気づいてしまったこと。
美術の道が厳しいと知りながらも、「挑戦せずに後悔するより、挑戦してから考えたい」という覚悟を持つようになる。美術が自分にとって「生きている意味」を与えてくれるものであると感じます。たとえ経済的に厳しい道であったとしても、心の充実を得られるこの道を選びたいと強く思うようになるのです。
彼の現実主義的な性格と情熱が交錯した結果、選択したのです。そこからの取り組みとしては、
デッサン力の習得:デッサンは基礎技術の一つですが、特に「観察力」を養う。
表現力の個性化:入試では「独自の表現」が重要視されるため、自分らしいアイデアや発想を磨く。
予備校での特訓:美術予備校では入試対策に特化した練習を置こうなう。
もともと勉強ができることもあり、爆発的な集中力と努力を持って取り組み。もともと人間関係も上手なこともあり、様々な先生や先輩・同級生たちの協力を得ながら取り組み。高2スタートにも関わらず、かなり効率的に、取り組んだことにより、短期間で爆発的に成長を遂げます。
孔明「なるほど・・・こういう手順で取り組めば絵画が上達するのか・・・」全く知らない世界なので、勉強になりました。しかし、当然フィクションのアニメなので、魔法要素があります。それは、本来幼い頃から必死に努力してようやくたどり着けるような、土壇場での「ヒラメキ」的なものが、要所ごとに必ず降ってきて、難関を突破してしまう・・・と言った部分です。
現に大多数の美術学生たちは、この部分が無いがために、地元では絵がものすごく上手でも、20倍の「藝大」には合格できないのです。「芸術大学」系を目指す予備校でも、「藝大」には現役・浪人合わせて主人公含めた、たったの3人しか合格できなかった・・・。という部分には、とてもリアリティがありましたが。。
何やっても天才にはなれない・・・_| ̄|○
ここからは僕個人の話になります。『ブルーピリオド』を視聴している中で、僕の学生時代を回想しました。小学生時代、漫画の影響で、まさに絵にも興味を持ち、壁新聞で漫画連載したりもしたことがありますが、絵は全くダメダメでした。美術の時間に制作した造作物が表彰され、小学校に卒業後も学校に飾られたりしましたが、逆に言うとそれ以上にはなりません。
感想文で区のコンクールに出たことがありますが、逆に言うとそこ止まりです。水泳も区大会に出たことはありますが、その先には進めません。ピアノも学校の合唱コンクールの伴奏はしていましたが、それ以上になれません。中学の剣道部の活動も、毎日自主練で素振り1,000回してたのに、区の大会で二、三回戦では負けます。
勉強は・・・・公立中学校レベルですが、特に帰宅後に勉強しなくても、授業中に先生に質問するだけで、ある程度はできました。しかし、逆に言うとある程度までしかできません。中学校では、先生たちとのコミュニケーションのお陰で、要領よく内申点だけを取り、ノー試験、ノー面接で、法政二高に進学しましたが。塾で模試とかを受けると、「どうやって法政二高合格したの??」と塾の先生に不思議がられる位、実力値はやばいほど低い。
一番人生の中で頑張ったと思うのは、苦手だったスポーツを克服するために、全国大会優勝を経験すべく、高1から取り組みを開始したアメフト。しかし、エネルギーの全てを全振りしたせいで、勉強は学校内で底辺に落ちました。仕方なく大学はアメフト推薦で進学しましたが、僕が凄かったわけではなく、高校の部活が強かっただけです。
自分なりにアメフトで形になって来たと思うのは、開始から5年後の大学3年生・・・。しかし、あきらかに僕の方が頑張っているのに、僕よりも頑張ってないけど僕よりすごいやつがゴロゴロいるし。本場アメリカでプロになるなど夢のまた夢。一応、アメフトコネで、2社からお誘いが来ましたが、まともにアメフトとお仕事との両立ができるとは思えなかったので、大学3年生の時に、一般就職で、真面目にサラリーマンの道を歩むことを決めたのです。
小学校〜大学生に至るまで、興味を持った時に、それなりに夢中になって頑張ったりはするのですが、夢中になって取り組んで、ある程度できるようになると、自分の上に、すごいやつら・・・天才クンたちが、ありえない位の能力差で、高みに君臨しているのが見えて来てしまいます。
その度に、自分はどの道にも才能が無い・・・プロになどなれない・・・と失望感に苛まれ、そして、また違う道を模索する・・・の繰り返しでした。何に取り組んでも、中の上くらいまではいくのですが、逆に言うとその上にはいけません。典型的な凡人です。
そんな僕だったので、『ブルーピリオド』で主人公が、高2スタートで、「藝大」を目指し、結果を出す姿を見て、憧れた・・・というのではなく、改めて、「やはり自分はこういう道を選ばなくて改めてよかった・・・」としか思えませんでした。アニメ自体は面白いですけどね!
「たまねぎ剣士」のままで「お金持ち」になる方法
自分の活躍場所を求めて・・・現実逃避すべく、沢山のRPGゲームをプレーしてきましたが、その中で、最も好きなキャラクター、ダントツナンバー1は、ファイナルファンタジー3の「たまねぎ剣士」です。このキャラクター(ジョブ)は、剣も盾も装備できて、「まほう」も白魔法、黒魔法両方使えるのですが、力、素早さ、体力、知性、精神全ての能力値がしょぼしょぼで、武器も「ミスリルソード」までしか装備できません。
「何のためにこのジョブががあるのか?」と思っていたら、レベル93から急成長して、レベル99になると、全てのステータスが全ジョブ中最強になってしまう。究極の超大器晩成型のジョブ。「たまねぎ剣士」の強烈なインパクトで「FF3」のストーリーがどんなものだったか?全てぶっ飛んでしまったほどです。
僕自身が人生の中で、何に取り組んでも、中途半端にしかできない。小学生時代から、「漫画で見たような天才的な能力を発揮して活躍ようになること」に、漠然と憧れながらも、何をやっても中の上くらいにしかなれない。「その道」で、プロとして大活躍して稼げるような天才にはなれない。そんな失望感の中でも、「いつかは僕も・・・」ずっと思い続けていたのです。
弱い時の「たまねぎ剣士」を自分に重ね合わせながらも、「いつか僕も、レベル93を突破した暁には・・・」と。しかし、そんな僕でも、今「お金の世界」では、最上位・・・とまではいかなくても、日本人の成人の中で上位0.1%未満のところに来ることができています。
何かの道でプロになったかと言えば、いまだにそんなことはなく、逆に言うとある程度のことをそれなりにしかできない状態が続いています。資格は、運転免許証しか持ってません。絵も描けないし、ピアノも弾き方を忘れました。学生時代に高めた体力も、老衰により弱体化。
暗記力は乏しく、しゃべりがうまいわけでもなく、パソコンスキルも文章を打つのが精一杯で、コードをパチパチどころか、Googleスプレッドシートすらまともに使えません。何年間もコツコツ投稿しているYouTube動画も、いまだに視聴数は上がりません。インスタやっても、一度もバエません。
皆さんとの接点として、文章を書くというところに費やす時間だけは長いですが、小説家の描く素晴らしい文章を読む度に、自分の文才のなさに愕然とさせられてしまいます。特技・・・として挙げられるもの、プロとしての高い能力を挙げられるもの、残念ながら何もなく、まさに「たまねぎ剣士LV48」の状態のままです。
けれども、そんな「たまねぎ剣士」な僕でも、「お金」の世界で0.1%未満の上位層に入れた理由。秘訣。それは・・・「情報武装」です。凡人生まれ、凡人育ちの凡人な僕でも再現できるものに特化させたという条件付きですが精度が極めて高い。つまり、『ブルーピリオド』の主人公のように、その道で素晴らしい才覚を発揮できるように、自分を高めようとしなくても、大谷選手、ザッカーバーグ、イーロン・マスクのように、天才的な才覚を発揮して大活躍できなくとも。
「情報武装」をするだけで、「たまねぎ剣士」な僕でも、「お金」の世界で、上位0.1%未満の世界に入れるということが分かってしまったのです。僕が武装している「情報」はいくつもありますが、その内の一つが、世の中のトップレベルの天才くんを、自分のために働かせて、お金を稼がせられる武装。それが「株式投資」の「情報」です。
この「株式投資」の「情報武装」のお陰で僕は、低レベル状態の「たまねぎ剣士」のままでも、まるで天才くんの力を降臨させたかのように、お金を増やし続けることができてしまうのです。そんな「たまねぎ剣士」な僕でも、末席ではありますが、お金持ちの仲間入りができた秘密を、来る12月15日(日)14時〜ZOOM生ライブで開催する「北の株式投資大学」の説明会を兼ねたセミナー「NISAを活用した米国株でバトンタッチ大作戦」を通して公開したいと思います。
僕も今年48歳、あなたも既にそれなりの年齢だと思います。もう、ここまで来たら、自分の才能を高める・・・なんてことしなくて良いです。やるべきことは「情報武装」。その中でも「株式投資」は武装必至。正しい「情報」を頼りに、確かな根拠を元に、「株を買うこと」です。才能関係なく、誰でもできることです。
「凡人の逆襲」「NISAを活用した米国株でバトンタッチ大作戦」 https://m.kitasociety.com/241215