10月末から滞在しているホノルルは、11月に入っても相変わらず穏やかだ。昼間は30度近くまで上がるが、湿度は控えめで、日本の夏のように、肌にまとわりつくような重さはない。朝晩は26度前後、心地よい風が海から抜けていく。その風は、どこか季節の境目を感じさせながらも、ハワイ特有の緩やかな時間の流れを運んでくる。

空は晴れ渡り、雲はまるで絵に描いたようにゆっくりと流れる。ワイキキの砂浜を歩いているだけで、「あぁ、世界はこんなにも優しかったのか」と思わされるほどだった。そんな環境で過ごしていると、気持ちがゆるむどころか、財布の紐までゆるんでしまうのが人間の常なのかもしれない。気づけば僕は、ハワイに到着して約2週間で、累計、約680万円分の高級ブランド品を買い漁っていた。

ハワイで約680万円購入の証拠画像→ https://ibb.co/v4cybvTh

HERMESのバーキンをはじめ全ては正規店で定価購入すると、資産性の高まるモノばかり。気づけば、ホノルルのコンドミニアムの部屋中がブランドの箱や紙袋で埋め尽くされていた。けれども、不思議なのは、僕一人がそうしているわけでは決してないということだ。

街を見れば、僕同様にこの時期に来れる日本人は、僕と同じように、同じブランドの紙袋を抱えた日本人が歩いている。インフレも円安もどこ吹く風とばかりに、富裕層と思われるアベックが、ブランドショップの店内で、買い物をしている。店員「13万USDになります(英語)。」とあるブランド・ショップでは、僕の前に、パパ活風のアベックがちょうどレジで会計をしているところだったが、一撃で約2,000万円(約13万USD)をクレジットカード決済をすませていた。

とあるブランドショップの店員さんが言う。「ここ最近、日本人のお客様が“買う人はとことん買う”に完全に二極化していますよ」と。聞けば、中間層と思われる方々が、ごっそりといなくなってしまったようだ。けれども、富裕層は全く影響無く。ブランド品を大人買いしまくる。ためらいも、比較も、値段の計算すらしない。

そう、彼ら日本人の富裕層は一見バラバラに見えて、実は驚くほど同じ行動パターンを持っている。ブランドショップAで会ったアベックと、ブランドショップBで、再び再開・・・というパターンも何度か経験してしまった。富裕層が揃いも揃って行動パターンが似るのは、価値観が同じだからだ。

「限られた人生の時間で、どれだけ満足度を最大化するか?」「ブランド品を買いまくるけれど、実は資産性の高いものを購入しているから、資産が減らない。」どこで学んだのか、それはよくわからないが、結局、同じような行動をしていることがわかる。ハワイの11月の風に吹かれながら、僕は思う。この島でブランド袋を抱えて歩く人々は、ただ贅沢をしているのではない。

ただブランド品を買いまくり散財しているのではなく、資産性を基準に買い物を楽しんでいるのであって、そこにこそ、富裕層だけが共有する独特の価値構造があるのだと。そして、気づけば僕もその価値観の中にいつの間にか足を踏み入れてしまっていたのである。

1分間で売り切れる「高級ワイン争奪戦」

先週、プラチナのメンバー数名が、マスターヒロさんと一緒に、某百貨店主催のワイン会に参加しました。担当ソムリエが同行する形で、試飲と、購入のサポートをしてくれる形です。僕はハワイにいたので、残念ながら参加できませんでしたが、参加されたプラチナメンバーHさんの話によると、「絶対に買うべき」アイテムは即完売です。

プラチナメンバーたちは、開場直後に、そのブースへダッシュして見事入手に成功したとのことですが。たったの1分後には、すべて売り切れになってしまったとのことです。当然ながら招待制のワイン会なので、限られた富裕層だけが入れる空間であるわけなのですが。みんな、どのワインに資産性があるのか?周知されているようで、全く同じモノを買い漁ってしまうのです。

ハワイで僕が経験したブランド品も当然、取り合いのモノばかりです。これを、設計図を駆使して、獲得していくわけなのですが。ハワイで起きていることと、百貨店の招待制「ワイン会」で起きていること。どちらにも共通点がありますね。富裕層の方々は、なぜか資産性のあるモノを熟知していて、全く同じようなモノを、狙いすまして獲得していくのです。

世の中の大多数の方々が、安価な値段だけれども、全く価値の無いものを買い続け、ますます貧困に苦しみ続ける中で。富裕層の方々は、資産性のあるモノ価値のあるモノを、金に糸目をつけずに、大人買いをしまくる。どちらも、世の中で起きていることの、縮図を垣間見れるような気が致しますね。

「買い物」しても資産が減らない秘密

ただ単純にお金の増加だけを追求するのであれば、・物販会社の法人を起ち上げ・銀行融資でレバレッジをかけ・米国株式へと資金を振り向ける・・・という手法に勝るものは実際ほとんどないのだと思います。数字の世界は極めて合理的で、積み上げた分だけ増え、仕組みを理解すれば誰にでも平等に働いてくれます。

僕自身、この方法を長年続けてきて、「お金を増やす」というテーマにおいては、これ以上にシンプルで再現性の高い道は他にないと実感しています。

けれども、ハワイの夜風に吹かれながら改めて思うのです。数字だけを増やしても、人生は決して勝手には豊かにならないのだと。米国株の残高がどれだけ増えても、社会の景色が美しく見えるわけではありませんし、心が自然と満たされるわけでもありません。

結局のところ、資産の一部を“現実世界の価値あるモノ”へと変換し、それを手にし、使い、味わう時間があるからこそ、人は「自分は生きている」と実感できるのだと思います。とはいえ、ここにも大きな落とし穴があります。何を買うのか?どんな基準で選ぶのか?どこで買うのか?それらを知らずに動いてしまうと、富裕層がやっている行動を真似たつもりでも、すべてが浪費に変わってしまうのです。

例えば高級時計、ロレックス、パテック・フィリップ、オーディマ・ピゲ・・・名前だけを見れば誰もが知る三大ブランドですが、富裕層が買っているのは“ただの時計”ではありません。どのモデルが価値を持ち、市場でどう評価され、どの国でどう買うと価値が落ちず、将来の値崩れを避けられるのか?そうした背景を深く理解し、未来の値段まで見通すような感覚で購入しています。

一方で、ただ「高級だから」という理由で購入すれば、同じロレックスでも平気で数十万円、時には百万円単位で損をしてしまいます。エルメスのバッグでも同じです。今回僕もハワイで購入したバーキン・・・名前は誰でも知っていますが、富裕層が追い求めているのは、その“希少性が維持される構造そのもの”です。

どのように購入するのか?その設計図を知らなければ、バーキンを獲得するまでに、大損してしまいます。何をどういう順番で購入すると、バーキンを獲得できるのか?“資産”として成立するのか?を理解している人だけが、正しく購入し、資産として育てていけるのです。

その他のブランドについても同様で、ただのアクセサリーではなく、ブランドの裏側にあるカルチャーや、どのモデルがコレクターズピースとして扱われているのか?どの素材が価値を保つのか?その文脈を理解して初めて「資産」として成立します。

高級ワインもまた奥深く、ヴィンテージ、保存状態、市場の動向、世界のオークションでの需要など、背景を知らずに買うと大損してしまいます。アートや高級車にもまったく同じ「文脈」が存在しています。だからこそ富裕層は、これらのモノを「感覚」では買いません。

必ず“基準”を持って買っています。この基準こそが、資産が減らない秘密であり、そして富が増え続ける理由でもあるのです。株が数字で完結する世界だとしたら、現実世界のモノは“文脈で価値が決まる世界”です。だからこそ、総資産の10%ほどをこうしたモノへと変換しつつも、決して資産が減らないように、“価値の落ちない選択”を積み上げていく必要があります。

そして、その基準を持った人だけが、現実の世界でも数字の世界でも富を失わず、むしろ増やし続けることができるのだと、僕はハワイの街角で改めて感じていました。

本物の富裕層たる教養を学べるコミュニティ

資産性の高まるモノ・・・。それは単なる贅沢品ではなく、時代と文化を背負い、価値が「遺産」として積み上がる領域の品々です。高級時計、高級服飾、ワイン、アート、高級車・・・。これらはいずれも、ただ所有すれば良いというものではありません。

選び方、買い方、保管の仕方、そして背景にある文化や評価軸まで・・・。正しい知識と経験がなければ、資産ではなく浪費に変わりかねない、奥深い世界です。だからこそ今、AからZまで体系的に学べる機会を活用してもらいたいと思います。

表面的な“ブランド品選び”ではなく、富裕層が実際に行っている「文化」「背景」「歴史」「市場」「需要」「価格形成要因」までを理解し、本物の知性・教養として身につける学びです。

幸いにも、僕たちには既に“本物の富裕層=メンター”が存在しています。長年にわたり世界中の高級市場を見てきた本人から、背景文化と体系知識を直接学べる環境など、普通の人生ではまず手に入りません。時計ひとつ取っても、なぜ高級時計の特定モデルだけが価値を保ち、エルメスのバーキンが“買える人”と“買えない人”に分かれるのはなぜか?ワインは?アートは?

これらを「文化」「歴史」「市場原理」の三方向から教えてくれる環境は、唯一無二と言っても過言ではありません。実際、ROLEX、HERMES、高級車などの攻略法は、「プラチナメンタリング」を通して、すでに数年前から設計図として公開され、多くのメンバーが理解し、実践し、成果を積み重ねてきました。

単なる購買ガイドではなく、「資産として成立する買い方」の教科書とも言える設計図です。これらは一過性の流行ではなく、数年単位で効果が証明され続けている“再現性の塊”でもあります。そしてここ最近は、高級ワインの設計図が加わりました。ワインは知識と保存環境で価値が天と地ほど変わる、非常に奥深い資産領域です。

しかし、正しい基準とルールさえ知っていれば、時計やバッグとは異なるリスク分散の効果を持ち、資産としての厚みを増してくれます。学びから実践へ。既に取り組みは始まり、多くの人がその面白さと価値を理解し始めています。

さらに今月からは、アートがラインナップに加わります。アートは世界の富裕層の「最後の教養」にして、「究極の資産」です。数字の世界では測れない、文化と審美を知る者だけが価値を見抜ける領域。しかしこれも、正しい視点で学べば、自分の人生に確かな厚みと彩りをもたらしてくれます。

「米国株式投資」で資金を増やしながらも、“数字だけの資産家”ではなく、“本物の富裕層としての教養と基準を備えた人間”になるために。資産性の高まるモノを“正しく”理解し、文化と教養と実践を伴った真のマスター領域へと歩みを進める時期だと思います。本物の富裕層としての、教養を学べる「プラチナメンタリング」。

真田孔明との「推薦の審査」申し込みフォーム→ https://m.kitasociety.com/koumei-mendan