何のために、お金を増やす?

10月も、最後の週に入りました。まず、1つお聞きします。何のために、お金を増やしたいのでしょうか?「老後が不安だから。」「もう少し、楽に暮らしたいから。」多くの方は、こう答えます。けれども、この答えのままでは、お金はなかなか増えていきません。

目標がぼんやりしていると、増やし続ける力が湧いてこないからです。僕たちは、お金そのものではなく、「お金の使用権」と呼んでいます。あの世に、お金は持っていけません。あるのは、生きている間にお金を使える権利だけです。だからこそ、まず先に、使い道を決めておきます。

お金の使い道は、大きく2つに分かれます。ごろ寝や散歩、読書や映画のように、それほどお金のかからない余暇。そして、家族と暮らしていくための、お金のかかる暮らしです。自分の人生だけを考えるなら、設計図は平面で済みます。家族や大切な人の人生まで描くと、設計図は立体になります。

あなたは、どこまでの人生を描いておきたいでしょうか?家族と暮らす家。毎日乗る車。子どもの学校。年収1,000万円なら、8,000万円未満の家に、アルファード、私立の学校。年収2,000万円なら、1億円を超える家に、高級車、インターナショナルスクール。選べるものが、これだけ変わってきます。

僕自身は、Gクラスもランドクルーザー250も手放して、いまはレクサスLMの最新モデルに乗っています。高級車も、時代とともに選ばれる車が変わっていくのです。そして、お金と同じくらい大事なのが、時間です。総務省の社会生活基本調査をもとに、1日の使い方を比べると、こうなります。

・仕事や通勤に縛られる時間→ サラリーマン10時間36分→ 経営者3時間2分
・自由に使える時間→ サラリーマン3時間22分→ 経営者8時間30分

自由に使える時間だけで、1日に5時間8分の差です。1週間にすると、35時間を超えます。睡眠や食事など、体を整える時間も、経営者のほうが2時間5分長くなっています。しあわせは、時間の使い方で決まります。お金の目標と一緒に、時間の目標も持つ。そこから、お金を増やす設計図が描けるようになるのです。では、年収を上げれば、それで解決するのでしょうか?

年収2,000万円は、何人に1人?

2026年9月、国税庁の「民間給与実態統計調査」の最新の結果が公表されました。1年を通じて働いた給与所得者は、5,163万人。そのうち、

・年収1,000万円を超える人→ 6.6%
・年収2,000万円を超える人→ 0.7%

年収1,000万円を超えるのは、上場企業なら部長職です。社内で50人から100人についてきてもらえる立場です。年収2,000万円となると、100人に1人もいないのです。しかも、ひと時その年収に届いたとしても、それを続けるのがとても難しい。年収2,000万円を10年続けられる人は、満員の横浜スタジアムに1人ほどしかいません。それが、お仕事の世界です。

経営者になれば、会社の経費を使えます。けれども、利益を残せば税金がかかるので、多くの経営者が必死に経費を使っています。これでは、手元にお金が積み上がりません。では、1億円を貯金で用意しようとしたらどうなるでしょうか?毎月5万円、年に60万円を貯めて、166年です。人の一生では、どう頑張っても届きません。

正直に言って、初めてこの数字を計算したときは、少し笑ってしまいました。そこで、僕たちが使っているのが、「信用創造の1億円方程式」です。1億円を、貯めるのではなく、銀行融資で創って使い続ける。そのために必要なのは、次の3つの数字です。

・金利→ 年200万円(月約16.6万円)
・収益→ 年400万円
・売上→ 毎月300万円〜500万円

1億円を年2%で借りれば、金利は年200万円です。この金利を払う原資を、お仕事の給与、ビジネスの事業収益、投資の収益を合わせて年400万円つくります。400万円から金利の200万円を払えば、残る200万円は自分の利益です。そして、物販でお金を回して、毎月300万円から500万円の売上を決算書に積み上げていきます。

この売上が、次の融資の土台になるのです。働く人から、自分で働く経営者へ。人に任せる経営者から、投資家へ。この方程式を続けていくことで、立ち位置が1段ずつ上がっていきます。166年かけて貯めるのか?金利を払いながら、1億円の使用権を先に手にするのか?同じ1億円でも、向き合い方がまったく違います。

包丁を返せと、言えますか?

寿司職人にとって、包丁は商売道具です。切れる包丁を毎日手入れして使い、カウンター越しに握ったお寿司を出す。その職人に、「包丁を返せ」と言う人はいません。経営者にとっての包丁が、お金です。銀行の担当者から見れば、借りたお金をどう使っているかは、決算書を見ればすぐに分かります。

正しく使い、増やし続けている経営者から、銀行は道具を取り上げません。むしろ、次の融資の話を向こうから持ってきます。ここで、世の中のお金がどこにあるのかを見てみましょう。

・個人(家計)の金融資産→ 2,519兆円(2026年6月末)
・日本銀行のマネタリーベース→ 約533兆円(2026年9月平均)

家計の金融資産は、量こそ多いものの、人からいただくのは簡単ではありません。その内訳は、現預金が1,132兆円、株式などが486兆円、投資信託が193兆円です。どれも人の手元にあるお金で、商品やサービスと引き換えに1円ずつ稼いでいく世界です。世界の株式市場は、105.9兆ドルです。こちらは量も多く、投資で増やしていける場所です。

一方で、銀行の信用創造で生まれるお金には、取り合うライバルがほとんどいません。借金と聞くだけで、近づかない方が多いからです。「お金を創るなんて、一部の人だけの話だ。」そう感じるかもしれません。けれども、お金職人、つまり経営者の道は、誰にでも平等に開かれています。

会社法人を創り、決算書を整え、銀行と向き合う。この順番を知っているかどうかで、同じ10年の景色が変わっていきます。包丁の使い方を、独学だけで身につける職人はまず見かけません。一流の職人のそばで、直接学ぶ。お金の使い方も、それがいちばんの近道です。

お金を集める方法として、上場を思い浮かべる方もいるかもしれません。けれども、新規上場には1億円ほど、上場を続けるにも年に5,000万円ほどの費用がかかります。株式投資家が上場企業に求めるリターンは、年10%ほど。銀行から借りる金利より、かなり割高です。

そのうえ、経営のすべてに株主から口を出されるようになります。道具を手に入れるなら、銀行のほうがはるかに安く済むのです。では、創ったお金は、どう増やしていけばいいのでしょうか?

創ったお金は、どう増やす?

会社法人は、資金を創る装置です。まだ税金のかかっていない銀行融資の資金を、減らさずに増やしていく。そして、真剣に儲けを出すのは投資です。株式投資の利益にかかる税率は、20.315%。利益がどれだけ大きくなっても、この率は変わりません。金融庁の「資産運用シミュレーション」で、年30%、10年間の積み立てを計算すると、こうなります。

・毎月10万円→ 10年後 約7,343万円
・毎月30万円→ 10年後 約2億2,029万円
・毎月100万円→ 10年後 約7億3,432万円

毎月の積立額が10倍になれば、10年後の額面も10倍です。もちろん、年30%は計算の条件です。利回りを約束するものでも、元本を保証するものでもありません。それでも、毎月いくら積み立てられるかで勝負が分かれることは、見ての通りです。給与の手取りから、毎月100万円を出せる人はほとんどいません。

銀行融資で、毎月積み立てられる額を大きくできる。そこに、お金職人の腕が出るのです。まずは、2つの動画を見てください。『地下ソサエティ』の動画では、銀行融資でお金を創る戦略術をお話ししています。『ケイタ式』の動画では、決算書に売上を積み上げていく物販のビジネスをお話ししています。

どちらも、説明会を兼ねたセミナーの収録動画です。自分の場合、1億円方程式のどこから手をつければいいのか?その答えは、手元の資金やお仕事の状況によって変わります。迷ったら、銀行融資の専門家、ミスタMこと宮本社長の個別面談を申し込んでください。

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