日本人の“貯蓄信仰”が、静かに人生を蝕んでいる

日本人の“貯蓄信仰”が、静かに人生を蝕んでいる

銀行の口座にお金を寝かせて安心している・・・。それは、もはや「安全」ではなく「リスク」になりつつあります。日経新聞の最新アンケートによると、いま日本人の毎月の新規投資額の中央値は10万円。特に30〜40代では、NISAの後押しを受けて投資を始める人が急増し、3割が3年前の2倍以上を投資に資金を回しているとのことです。...
銀行と証券「金融AI社会」が生む、二極化の未来

銀行と証券「金融AI社会」が生む、二極化の未来

銀行・証券会社の窓口から、人の姿が消えはじめました。預金の残高が少ない口座には、AIが笑顔の代わりに、冷たい声で答える。「こちらの手続きはアプリからどうぞ。」金融資産が数億円を超える顧客だけが、今も革張りの応接室で、人の温度を持つ“担当者”と向き合っています。...
1,000万の「終身保険」で被る2億4,000万の損害

1,000万の「終身保険」で被る2億4,000万の損害

仮初めの“安心”が未来の「損害」に変わる 今、毎月いくらの「安心料」を払っていますか?もしもあなたが、1,000万円の生命保険を積み立てているとしたら、それは確かに“常識的”な選択かもしれません。「もしもの時に家族を守る」・・・その目的に異論はありません。 しかし、その“常識”こそが、未来を静かに削っている可能性があるのです。たとえば、保険会社が販売する一般的な「終身保険」。毎月3万円、30年間払い続けると総額は1,080万円。そして、60歳や65歳時点での満期受取額は約1,200万円〜1,300万円でしょうか?...
「知っていたのに、やらなかった」僕が15.5億を失った話

「知っていたのに、やらなかった」僕が15.5億を失った話

実はフィリピンに滞在中、約7年間で「15億5,565万」もの大損害を被ってしまったことが発覚してしまいました。ゴゴゴ衝撃の金額です。7年前の自分の愚かな判断で発生した「大損害」です。・・・と言っても、実は・・・。これは手元の口座にあった現金が「飛んでイスタンブール」になったわけではありません。...
「ゼロ億」一代で「超・富裕層」ロードマップ

「ゼロ億」一代で「超・富裕層」ロードマップ

日本の世帯数は約5,413万世帯。そのうちの純金融資産(預貯金・株式・投資信託・保険などから負債を差し引いた額)の分布を見ると、日本の富の構造がはっきりと分かります。 <富裕層構造の全体像>超富裕層(資産5億円以上)・約9万世帯(全体の0.2%)・総資産105兆円(全体の9.0%)・1世帯あたり平均11.6億円 富裕層(1億〜5億円未満)・約139.5万世帯(2.6%)・総資産259兆円(全体の15.9%)・平均1.8億円...