「やるべきこと」を、先延ばしにしていた人へ

先週末の、一日がかりの合宿に、ある受講生が、参加してくれました。ここでは、I.K.さんと、呼ばせてください。I.K.さんが、合宿のあとに書いてくれた感想は、読んでいて、胸に迫るものが、ありました。少し、長くなりますが、そのまま、紹介させてください。

「入会したのは、第1回講義の後でした。その後は、リアルタイムでの参加ができず、録画を見ても、全体像をつかめないまま、初期設定の段階で、躓いていました。」ここまでは、よくある話かもしれません。途中から入って、ライブに乗りそびれ、録画を見ても、今ひとつ、飲み込めない。問題は、このあとです。「やるべきことを、先延ばしにしてしまい、それに対する後ろめたさもあって、合宿への参加自体が、億劫に感じていました。」

この一文に、ドキッとした方が、いるのではないでしょうか。わかっている。やったほうがいい、ということは、わかっている。でも、手をつけられない。手をつけられないから、後ろめたい。後ろめたいから、その話題から、目をそらしたくなる。そして、さらに、動けなくなる。この、負のうずまきに、はまった経験は、ありませんか。

I.K.さんは、まさに、その中に、いました。合宿に行けば、自分の遅れを、はっきりと、突きつけられる。それが、こわい。だから、参加するのも、気が重い。そういう状態で、当日を、迎えたのです。考えてみれば、これは、I.K.さんだけの話では、ありません。何かを、始めようとして、途中で、止まってしまう。止まったことに、気づいているのに、その状態から、抜け出せない。

「やらなきゃ」と思うほど、なぜか、体が、重くなる。そして、気づけば、最初に決意したときから、ずいぶん、時間が経っている。この感覚は、意志が弱いから、起きるわけでは、ありません。人は、一人で、「うまくいかない自分」と向き合い続けると、どうしても、そこから、目をそらしたくなる。

これは、仕組みの問題です。だからこそ、必要なのは、「もっと頑張れ」という、気合ではなく、つまずいた瞬間に、聞ける相手が、すぐ隣にいる、という環境です。今日は、そんなI.K.さんが、その日、どう変わったのかを、お伝えします。

「徹底的に指摘を受ける覚悟」で来た人に起きたこと

当日、I.K.さんは、ひとつの、決意をして、会場に来ました。「今日は、開き直り、『徹底的に指摘を受ける覚悟』で臨みました。」逃げるのを、やめた。わからないことを、わからないと、さらけ出す。そう、腹をくくって、会場の椅子に、座ったのです。

すると、どうなったか。「過去の遅れを、サポーターの方に、何度も助けていただき、感謝です。孔明さんを含めて、サポーターの方々の、献身的なサポートで、助かりました。」一人で、何週間も、止まっていた初期設定を、その日、横についたサポーターと、一緒に、越えていく。

わからない場所に来るたび、すぐ、隣から手が伸びる。「ここは、こうですよ」その繰り返しの中で、I.K.さんは、ずっと詰まっていた場所を、一つずつ、通過していきました。そして、最終的に、GitHubとの連携まで、たどり着いたのです。何週間も、動けなかった人が、たった一日で、そこまで進む。

これが、同じ部屋に、人がいることの、力です。同じことを、別の受講生、N.A.さんも、書いてくれています。「自分だけが、理解できていない、遅れている、という不安が、強かったのですが、一つひとつの作業を、時間をとっていただいて、解消しながら、完走できました。」「自分だけが、遅れている」この思い込みは、一人でいると、どんどん、大きくなります。

周りが見えないから、自分だけが、取り残されているように、感じてしまう。けれど、会場に行くと、同じところで、つまずいている人が、すぐ隣に、いるのです。「ああ、自分だけじゃなかった」そう気づくだけで、心が、ふっと軽くなる。そして、軽くなった分だけ、前に、進めるようになる。N.A.さんは、それを、「一日で追いつけた」という言葉で、表現していました。

もう一人、会社員の、K.M.さんの声も、紹介させてください。「同じ設計思想で、取り組んでいる受講生と、同じ空間で、作業ができて、とても刺激になりました。オンラインでは、聞けないような、細々とした質問もすることができ、大変、作業が進みました。」「オンラインでは、聞けないような、細々とした質問」ここが、大切なところです。

講義を聞いていて、「こんな、基本的なことを聞いていいのかな」と、ためらってしまう。そういう、小さな疑問ほど、実は、あとあと、大きな差に、なっていきます。その小さな疑問を、気軽に、その場で、聞ける。同じ志を持つ仲間が、すぐ隣に、座っている。この環境そのものが、一人で進むのとは、まったく違う、加速を、生むのです。

「一発で同じものが作れない」という、次の壁

ここからが、今日、いちばん、お伝えしたい話です。GitHub連携まで、たどり着いたI.K.さんは、そこで、新しい壁に、ぶつかりました。その壁こそ、AIを使う人なら、誰もが必ず通る、本質的な、ものでした。I.K.さんは、こう書いています。「GitHubとの連携までは、なんとか完了しましたが、ゲーム制作の課題で、孔明さんと同じような指示を出しても、一発で、同じクオリティのものが、出来上がりません。」

そして、こう、問いかけてきました。「『AIを育てる期間』、つまり、経験の積み重ねが、少ないことが、原因なのでしょうか。それとも、指示の出し方に、改善の余地があるのか、まだ、判断できていない状態です。」この問いは、とても、鋭いものです。そして、この問いに、たどり着けたこと自体が、I.K.さんが、大きく前進した、証拠でもあります。

答えを、お伝えします。両方です。けれど、より本質的なのは、前者、「AIを育てる期間」のほうです。Claude、ChatGPT、Geminiといった、優れたAIは、最初から、あなたの頭の中を、すべて、わかってくれるわけではありません。同じ指示を出しても、人によって、返ってくるものが違う。その差を生むのは、そのAIに、これまで、どれだけ、自分の文脈を、教えてきたか。どれだけ、やり取りを、重ねてきたか。その、積み重ねの差です。

僕が、無敗の大富豪直伝の考え方の中で、くり返し、学んできたことが、あります。それは、「結果の差は、才能ではなく、積み重ねの差である」という、ことです。I.K.さんが、僕と同じ指示で、まだ同じものを、作れないのは、当然のことなのです。なぜなら、僕は、自分のAIと、長い時間を、過ごしてきました。

その間に、少しずつ、僕の考え方を、AIに、インストールしてきた。だから、短い指示でも、意図を、くんでくれる。これは、才能の差では、ありません。ただ、育てた時間の、差なのです。到達点として、描いているのは、あなたが眠っている間も、複数のAIが、それぞれの役割で動き、朝には、仕事の一部が、仕上がっている。そんな、あなただけの、小さなAI組織です。

もちろん、これは、「必ずこうなる」と、約束するものでは、ありません。育て方しだいで、そこへ近づいていける、という、仕組みづくりの話です。I.K.さんは今、その入り口に、立っています。「一発で同じものが作れない」この壁にぶつかれた人だけが、「では、どう育てればいいのか」という、次の問いへ、進んでいけるのです。

その「育てる時間」を、最短にする場所

「AIを育てる時間が、結果を分ける」これを聞いて、「じゃあ、結局、長い時間がかかるんじゃないか」と、感じた方も、いるかもしれません。たしかに、育てるには、時間が、かかります。けれど、その時間を、ぐっと、縮める方法が、あります。それが、一人で育てるのではなく、すでに、育て方を知っている人の、隣で育てることです。

I.K.さんが、一日で、GitHub連携まで進めたのも、横に、わかっている人が、いたからでした。この、一日がかりの合宿に、参加できるのは、『レベルファイブAI経営マスタリー』の、受講生だけです。そして、次の合宿の日程が、決まっています。7月20日(月)、海の日。8月28日(金)。9月20日(日)。

いずれも、東京某所の会議室で、同じように、一日がかりの、「地獄のAI合宿」を、開きます。今のタイミングで、参加を決めれば、この三つの日程に、間に合います。動画で、出遅れてしまった人も、この合宿で、一気に、遅れを取り戻し、AIを、自由自在に、使いこなせる体制を、整えていけます。

その入り口として、来る7月5日(日)と、7月7日(火)に、『レベルファイブAI経営マスタリー』の、説明会を兼ねたセミナーを、開催します。7月5日(日)は、午後9時から。7月7日(火)、七夕の日は、午前10時から。どちらも、ZOOMで、参加できます。ご都合の良い、どちらか一方に、ご参加ください。

エンジニアゼロ。コードスキルゼロ。プログラミング経験ゼロ。そこから始めて、あなたの代わりに働く、仕組みを、育てていく。その第一歩を、一人ではなく、仲間と、踏み出す。先延ばしにしてきた、「やるべきこと」に、そろそろ、区切りを、つけませんか。人が変わるのは、情報を手にした瞬間ではなく、締め切りのある場所に、身を置いたときです。

●『レベルファイブAI経営マスタリー』
7月5日・7月7日の説明会セミナーで、「AIの育て方」をお話しします。次の海の日に間に合わせるなら、今このタイミングです。
7月5日(日)21時~
7月7日(火)10時~
AI経営マスタリー説明会の申し込みフォームです。 https://m.kitasociety.com/260705-07