投資で詐欺や失敗を経験した方へ
僕はこれまで、事業投資やFX、不動産、新興国株など、根拠があいまいな投資に合計5億円を失いました。典型的な失敗パターンを列挙させて頂くと・・・
・話題性や他人の「勧め」による投資案件選定
・実績の裏どりを怠った金融商品
・「簡単に儲かる」と唱える投資案件への投資
他
けれども、僕はこの苦い経験を糧に「根拠のない投資ほど危険」という学びを得ました。たて続けに大きくつまづきまくっていたタイミングで、50年無敗の株式大富豪にお会いし、弟子入りできたことは、とても幸運でありましたが・・・。訓えを深め、僕自身の考え方が変わっていく中でそれまでの僕が、いかに愚かなことをしてしまったのか?問題点が、よくよく分かりました。
そこで改めて決意したのが、必ず裏付けの取れる根拠を持って投資するというスタンスです。この姿勢と、10年以上の学びを通じて培った分析力が、「詐欺・失敗経験者でも安心して学べる投資力」を育む礎です。誰しも、初めは何も分かりません。失敗が怖くて踏み出せず、次第に情報に振り回されてしまう・・・。
でも、適切な方法・環境さえあれば、詐欺や誤情報の被害を未然に防ぎ、自分で判断できる投資家として立ち直れることを、他の誰よりも僕は自分自身で証明しました。
「なぜその株を買うのか?」を根拠で語れるか?
あなたは、これまで投資したことのある株。または、これから投資しようとしている株に対して、「なぜ、その株を買うのか?」根拠を語れるでしょうか?「買いの根拠」とは、単なる「好材料」ではありません。その投資対象とする企業の未来成長を支える構造と数字・情報の整合性がある状態を指します。
例えば、僕が過去に「買いの根拠」を固めて投資して、20倍以上(ダブルテンバガー)を実現した株に、「NVIDIA」という企業の株があります。メンターのアドバイスがキッカケではありましたが、当時の僕が見出すことができた根拠は、
・AI需要の爆発的拡大
・セミコン業界の供給制限
・顧客企業の増加ペースやハードウェア・ソフトウェア性能の向上
・企業財務の増収・増益トレンド上昇
・他社との比較での技術優位性と経済的な参入障壁
他
・・・といった、複数レイヤーの事実に基づくストーリー。これが、「立体型ファンダ分析」の本質であり、一つでも欠けてしまえば、「買いの根拠」はゆらいでしまいます。この分析方法を学び習得することで、「なんとなく良さそうだから買う」ではなく、「なぜこの株を買うか?」を裏付けて語れる投資家へと成長できるのです。
10年先まで成長し続ける米国株を見極める力
僕たちが、現在進行形で実践している株式投資の哲学は、「短期の株価ではなく、10年先の成長ストーリーに投資する」と言ったものです。成長を見極める際に重要なのは、「企業がどう時代の本流に乗っているか?」「そしてその競争優位性を支える構造があるか?」です。
例えば、Microsoft社は、「全世界でOSを配布」している企業ですが、これまで「WindowsOS」をフックに、クラウド(Azure)、生成AI(Copilot)、ビジネスツール(Office 365など)へと連動した巨大エコシステムを築いてきました。BtoB・BtoC双方で圧倒的な継続収益モデルを形成してきたのです。
それでは、質問です。これから5年〜10年先の「Microsoft」はどうなのでしょうか?果たして、投資対象となり得るのでしょうか?
この「根拠」を見出すことなしに、「Microsoft知ってる!」「日経でMicrosoftが新サービス発表した!」というような浅はかな根拠で、資金を株に投じてしまうと。今回の「トランプ貿易問題」などの社会的、経済的、業界的な問題が勃発して、国内・海外同時に、一斉に悪いニュースが流れた時に合わせて、「Microsoft」の株価が大暴落。
このタイミングで、「未来の成長性」の根拠があれば、「株価が暴落で安くなったから買い増そう!」となります。その後、地合いが正常化すれば、株価は戻りますし、「未来の成長ストーリー」通りに、企業が成長し続ければ、株価は上がり続けます。一方で、「未来の成長性」の根拠が乏しければ、「大変だ!株価が暴落してしまった!今よりもっと下落しそうだから、今の内に損切りしよう!」と、大幅マイナスになっていたとしても、途端に怖くなって、「損切り」を決断してしまうのです。
売れば損が確定してしまうのに、売ってしまうのですから、当然、投じた資金は減ってしまいます。つまり、この瞬間に「株で負けてしまう」ことが確定してしまうのです。「成長の根拠」とは「話題性」ではなく、企業の収益源がどのように複層的につながり、今後10年も市場に価値を提供し続けるかを理解すること。
その視点を持って、業績・サービス展開・技術動向・競合比較・市場構造などを組み合わせて立体的に捉えることで、「この企業はまだ伸びる」と自信を持って言えるレベルに投資家として到達できるのです。10年の時間軸で「深掘り分析」することで、実際にS&P500の平均では絶対に追いつかない米国個別銘柄の圧倒的上昇にも乗れる力を養うのです。
今回、発売させて頂いた、『なぜ彼らは米国株しか買わないのか?』を教科書として、さらに、実践的に、「10年先まで成長し続ける米国株を見極める力を育成」を習得できる講義が、『北の株式投資大学』を改めてご案内させて頂きます。
「北の株式投資大学」
「北の株式投資大学」では、毎月2回の実践的講義を通して、「10年先まで成長し続ける米国株を見極める力を育成」しています。毎月、講義2回で一サイクル。
(1)個別銘柄分析(決算内容・競合比較・財務指標など)
(2)業界・経済環境分析(マクロテーマ・技術潮流・競争構造など)
この繰り返しにより、受講者自身が「自分で考える」投資家になる仕組みになっています。講義を通して学ぶことで、受講開始初月から、5年後・10年後の資産形成を「再現可能な計画」に変えていくことが可能になります。多くの人は「将来こうなりたい」と漠然と思うだけで、その根拠や計画が不透明です。
けれども、『北の株式投資大学』の講義では、分析スキル × 考察フレーム × コミュニティ×再現性が集合した構成になっています。「考える力」と「考察手法」を習得し、以降は習得したスキルで銘柄選定→保有→見直しを回せるように設計されています。これによって、「株式投資」によって、資産5倍、資産10倍・・・ということが、最終的に5年・10年という長期スパンで「自分で描ける資産形成計画」に変わっていきます。
『北の株式投資大学』の学びを通して、過去に投資で詐欺や失敗を経験してしまった場合でも、「なぜその株を買うのか?」を根拠で語れる「確信ある投資力」が身につきます。10年先まで成長し続ける「米国株」を見極める力を、月2回の実践講義(個別銘柄と業界考察)で育成。初月から、5年後・10年後の資産形成を「再現可能な計画」に変えていきましょう!
基礎が学べる教科書『なぜ彼らは米国株しか買わないのか?』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0F99JXZQR ※「Kindle Unlimited対象」なので、無料でも入手可能です!
実践編『北の株式投資大学』 https://m.kitasociety.com/k-univ
※今日のお話を「Spotifyポッドキャスト」で視聴する→ https://creators.spotify.com/pod/show/s43vncn03k/episodes/ep-e33uob7