なぜ富裕層の9割は資産継承に失敗するのか

少し衝撃的なお話をさせていただきたいと思います。実は、世の中のいわゆる「お金持ち」と呼ばれる人たちの90%が、あることに失敗しているという事実をご存知でしょうか?それは、「資産の継承」です。僕たちが目指しているのは、金融資産5億円という明確なゴールです。

米国成長株への投資で5年で5倍、10年で10倍を目指し、そのための原資を「ケイタ式」「ロイ式」などの物販ビジネスと銀行融資によって創り出す。この戦略を遂行すれば、遅かれ早かれ、あなたの手元には巨額の富が築かれることになります。しかし、ここで立ち止まって考えていただきたいのです。

「そのお金を、どうするつもりですか?」多くの人は、「子供や孫のために残してあげたい」と答えるでしょう。僕もかつてはそうでした。家族のために必死に働き、少しでも多くの資産を次の世代にバトンタッチすることが、親としての最大の愛情だと信じて疑わなかったのです。

けれど、ある富裕層たちのクローズドな集まりに参加したとき、僕のその価値観の根底が揺らぐお話を耳にすることになりました。そこには、すでに富を一代で創り上げた方々や、これからまさに富裕層の仲間入りをしようとされる方々が集まっていました。

煌びやかな会場で交わされる会話の中で、ある一人の大成功者が、静かに、しかし力強くこう言ったのです。「多くの富裕層は、子供にお金を残すことで、子供の人生を壊している」と。会場が一瞬、静まり返ったのを覚えています。統計的に見ても、親が築いた莫大な資産は、孫の代までにはほとんどが霧散してしまうそうです。

「売り家と唐様で書く三代目」という言葉がある通り、安易な資産継承は、むしろ一族の没落を招く原因となり得るのです。僕たちが必死になって築き上げようとしている金融資産と現物資産。それがもし、愛する子供たちの「生きる力」を奪う毒になってしまうとしたら・・・これほど悲しいことはありません。では、僕たちは一体何を目指し、何を次世代に手渡せばよいのでしょうか?この極めて重要なテーマについて、僕の考えを共有させていただきたいと思います。

「使いきれないお金」が奪うもの

その富裕層の集まりで、先ほどの成功者は続けてこう言いました。「私は子供に、何でも挑戦できる金額は残す。でも、何もしなくていい金額は残さない。」そして、「残りの使いきれないお金は、子供のためにならないから全額寄付する」と言い切ったのです。この言葉を聞いたとき、僕は頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

僕たちは、米国成長株投資という最強の武器を持っています。正しい銘柄を選定し、長期保有することで、資産は複利の力で雪だるま式に増えていきます。この流れに乗るだけで、5億円、10億円・・・という金額は、決して夢物語ではありません。しかし、その「億」というお金が持つ意味は、誰がそのお金をコントロールするかによって劇的に変わります。

例えば、自らの知恵と努力で「金融資産5億円」を築いた人間にとって、そのお金は「自由の証」であり、さらなる価値を生み出すための「ツール」です。物販ビジネスで信用を積み重ね、銀行から融資を引き出し、それを成長株に投じる。

さらには、この仕組みそのものを、自らの意思で、お金と時間と労力を費やし体得し。ゼロスタートから完成に至るまで、一連のプロセスを経験した人間には、お金を扱うための筋肉、いわば「金融リテラシー」が備わっています。一方で、その苦労を知らず、ただ結果としてのお金だけを受け取った子供にとってはどうでしょうか?何もしなくても生きていけるだけのお金がある状態。それは一見、幸せなことのように思えます。

しかし、それは同時に「ハングリー精神」や「挑戦する意欲」、そして何より「自分の頭で考えて困難を乗り越える力」を奪うことにもなりかねないのです。人間は、必要に迫られるからこそ知恵を絞り、行動します。「何もしなくていい」という環境は、その成長の機会を根こそぎ奪ってしまう猛毒となり得るのです。

僕が推奨している「銀行融資でお金を創る」という手法も、単にお金を増やすことだけが目的ではありません。銀行という他者からの信用を勝ち取り、リスクをコントロールしながら事業を回すという「経営者としての資質」を磨くプロセスそのものに価値があるのです。

お金そのものに価値があるのではなく、お金を生み出し、守り、増やすことのできる「能力」にこそ、真の価値がある。そう考えたとき、僕たちが子供たちに残すべきは、単なる数字としての銀行預金や株式ではないということに気づかされます。使いきれないほどのお金を残すことは、彼らから「人生という冒険」を奪うことと同義なのかもしれません。

真に残すべき「成功シンドロームOS」

では、あなたなら大切な人に、何を残してあげたいですか?僕の答えは明確です。お金や資産も、最低限の「挑戦の切符」としては残すかもしれません。しかし、それ以上に重要なのは、次の世代がどのような環境下でも勝ち続けられる「考え方」、すなわち「脳のOS」そのものを残してあげることです。僕たちはこれを『成功シンドロームOS』と呼んでいます。

パソコンやスマートフォンを想像してみてください。どんなに高性能なハードウェア(=お金)があっても、それを動かすOS(=思考回路)が古かったり、バグだらけだったりすれば、そのデバイスは使い物になりません。逆に、優秀なOSさえインストールされていれば、たとえ手元の資金がゼロになったとしても、また一から富を築き上げることができます。

手元に資金があれば、さらなる富を築き上げることにも挑戦可能です。具体的に言えば、僕たちが実践している物販ビジネスも、このOSを鍛えるための最高の道場です。国内で商品を仕入れ、海外へ輸出販売する。このシンプルな商売を通じて、商売の基本、為替の感覚、そして銀行との交渉術を学びます。

そこで得た「信用」という無形の資産を、融資という形で「現金」という有形の資産に変換し、それを世界最強の米国経済に乗せて増幅させる。さらに、この一連のロジックを理解し、実行できる「脳のOS」さえあれば、子供たちはどの時代、どの国にいても生きていくことができます。魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える。

さらに言えば、「なぜ魚を釣るのか?」「どうすればもっと効率的に釣れる仕組みを作れるのか?」という、ビジネスの本質的な思考法を継承すること。これこそが、親が子に与えられる最高のギフトではないでしょうか?『成功シンドロームOS』を持たない人間にポンと「億単位のお金」だけを渡せば、数年で食いつぶして終わりです。

しかし、『成功シンドロームOS』を持つ人間にお金を渡せば、それを元手に、新たに数年で「億単位のお金」を創ることもできるでしょう。富裕層の9割が失敗するのは、ハードウェア(資産)の継承ばかりに気を取られ、ソフトウェア(OS)のインストールを怠っているからなのです。僕たちが目指す「地下ソサエティ」での学びは、単なる金儲けのテクニックではありません。

世代を超えて繁栄し続けるための、最強のOSをインストールする場なのです。

無敗の修羅となり、背中で語れ

ここまでお話ししてきましたが、最後に一つ、とても重要なことをお伝えしなければなりません。子供や次の世代に『成功シンドロームOS』を継承するためには、絶対に必要な条件があります。それは、まずあなた自身がそのOSを完璧に使いこなし、結果を出しているということです。

口先だけで「勉強しろ」「挑戦しろ」と言ったところで、子供は親の背中を見て育ちます。親自身がリスクを恐れて挑戦せず、銀行融資を怖がり、ただ労働収入にしがみついているようでは、子供に「勝者のマインド」が伝わるはずがありません。だからこそ、まずは僕たち自身が「無敗の修羅」にならなければならないのです。

物販ビジネスで泥臭く利益を出し、銀行と堂々と渡り合い、米国株市場の荒波を冷静に乗り越えていく。その姿を一番近くで見せることこそが、最強の教育であり、最強の継承につながる第一歩です。この道のりは、決して平坦ではないかもしれません。しかし、だからこそ挑む価値があります。

あなたが今日から学ぶこと、実践することのすべてが、あなた自身の資産を増やすだけでなく、あなたの大切な人たちの未来を守る「知恵」となります。お金は使えばなくなりますが、知恵と経験、そして『成功シンドロームOS』は、使えば使うほど磨かれ、決してなくなることはありません。

まずは自分自身が、富をコントロールできる側の人間へと進化しましょう。そのための具体的な戦略と戦術は、これからも余すことなくお伝えしていきます。次世代に誇れる自分になるために。今日も共に、学びと実践を積み重ねていきましょう。