人を入れる前に、やっておくべきことがあった

「ケイタ式」で月商を伸ばそうとすると、どこかで必ず同じ壁にぶつかります。作業量です。月商100万円のときと、月商1,000万円のときでは、扱う商品数が違います。リサーチの件数も、出品の本数も、問い合わせの数も、そのまま増えていきます。どれだけ効率よく進めても、一日は24時間しかありません。

独りで回せる量には、限界があります。本業を持っている方なら、なおさらです。ですから、人を入れる。外注さんを募集して、採用して、教育を始める。判断としては、まったく正しい。むしろ、そこに気づける方は少数派です。求人を出して、応募を待ち、面接をして、条件を決める。ここまでで、すでにそれなりの時間を使っています。

ところが、これがうまくいかない。採用した人が辞める。教える時間ばかりが増える。気づけば、人を入れる前より忙しくなっている。ここで多くの方が、自分の教え方を疑います。相手の適性を疑う方もいらっしゃいます。ですが、原因はそこではありません。能力でもなければ、相性でもない。順番を、一つだけ間違えているのです。

効率化する前に、人を入れてしまった。これだけです。考えてみて頂きたいのです。自分が3時間かけている作業を、そのまま人に渡したらどうなるか。渡された側も、3時間かかります。いえ、慣れていない分だけもっとかかります。そこに、教える時間が乗ります。できあがったものを確認する時間も乗ります。

差し戻して、やり直してもらう時間も乗ります。合計すると、自分でやっていた頃より増えるのです。「人手が足りない」そう感じたとき、本当に足りていないのは人手なのか。それとも、渡せる形に整理された手順の方なのか。ここを一度、疑ってみる必要があります。順番を入れ替えるだけで、同じ人、同じ作業でも、結果がまるで変わってきます。

過去、実際に起きた三つのこと

抽象的な話をしても仕方がありませんので、実際に起きたことをそのまま書きます。過去、「ケイタ式」受講生の中で、外注化に踏み切った方が多くいらっしゃいました。ある方は、教育に3ヶ月をかけました。手取り足取り、一つずつ教えていきました。ようやく形になりかけた頃、その人は辞めました。

理由は、本人にしか分かりません。残ったのは、3ヶ月という時間が消えたという事実だけです。その3ヶ月、本人は教えることに時間を使っています。自分の売上を作る作業は、その分だけ後回しになっていました。しかも、次の人を採用すればまた最初から同じ3ヶ月が必要になります。

別の方は、外注さんの指示書を作らないまま作業を渡しました。口頭で説明して、あとは見て覚えてもらう形です。これで動くには動きました。ただ、渡した作業がそもそも非効率だったのです。その非効率なやり方が、そっくりそのまま固定化しました。直そうにも、どこをどう直せばいいのかが分かりません。人が変わっても、同じやり方が引き継がれていきます。

別の方は、チェックに追われました。上がってきたものを確認して、気になる箇所を差し戻して、また確認する。この往復に時間を取られ、本人の出品が完全に止まりました。売上を伸ばすために人を入れたのに、売上を作る作業が止まってしまった。付け加えておくと、三人とも真面目に取り組んだ方たちです。手を抜いた結果としてこうなったのではありません。むしろ、丁寧にやろうとしたからこそ、教育にもチェックにも時間をかけました。

三人に共通していることが一つあります。渡した作業が、整理されていなかったことです。整理されていない作業を人に渡すと、非効率ごと複製されます。複製されたものは、あとから直すのが非常に難しい。採用した人の問題ではなかったのです。渡す前の準備が、足りていなかった。ただそれだけの話でした。

正しい順番は四つ。崩れる場所は決まっている

では、どうすればよかったのか。ケイタ社長が2026年版で示している順序は、四つです。

一つ目。今、いちばん時間を食っている作業を一つだけ選ぶ。全部ではありません。一つです。なぜ一つに絞るのか。全部を一度に片づけようとすると、どれも中途半端なまま月が終わるからです。

二つ目。その作業を、まずAIに任せられないか試す。人を探すより先に、ここをやります。

三つ目。AIで済むのなら、人は入れない。これまでは、この選択肢そのものが存在しませんでした。作業が増えたら人を増やす。それ以外に方法がなかったからです。

四つ目。AIでは無理な部分だけを、人に渡す。これだけです。文字にしてしまえば、当たり前に見えると思います。どこにも難しいことは書いていません。実際、頭では分かります。ところが、独りで進めると必ず崩れます。

しかも、崩れる場所は決まっているのです。二つ目です。AIに試そうとした瞬間、設定にぶつかります。どのAIを使うのか。どのプランにするのか。何を、どこまで許可するのか。表計算のシートとの連携を、通すのか通さないのか。ここで一つ詰まると、手が止まります。しかも、詰まっているあいだにも注文は入り続けます。目の前の作業を片づけないと回らない。

そして、こう考えるのです。「やっぱり、人を入れた方が早い」二つ目を飛ばして、四つ目へ行ってしまう。その結果どうなるかは、先ほど書いたとおりです。整理されていない作業が、そのまま複製されます。

去年と同じ場所に戻ってくるわけです。順序を守れなかったのは、意志の弱さではありません。二つ目で詰まったまま、誰にも聞けなかっただけです。ですから、その月のうちに二つ目まで通しておく。これが、どうしても必要になります。

だから、その場で動くところまでやる

二つ目を通しきるという作業は、画面越しでは終わらないことがあります。手順そのものは、動画でも正確に伝わります。ただ、自分の画面は少しだけ違うのです。ボタンの位置。表示される項目の並び。アカウントの状態。その少しの差で止まったまま、次の月が来ます。何が分からないのかが分からないので、質問の形にもなりません。

ですからケイタ社長は、2026年版の年間プログラムを、月に一度、オフの世界に集まる形にしました。手取り足取り型のOJT形式です。毎回、時間を食っている作業を一つ取り上げます。そして、その作業がAIで動くところまで、その場で確認します。設定でつまずいたら、その場で見てもらう。返ってきたものが使えるかどうかも、その場で判断してもらう。

持ち帰るのは知識ではありません。その日に作った、動いている状態そのものです。宿題として持ち帰る形にすると、たいてい手をつけないまま次の月が来てしまう。だから、その場でやりきる。午前は講義。13時以降は、一人一人の画面を見ながらの個別の作業と相談です。

1回8時間を、全12回。この長さは、情報量のためのものではなく、丁寧に実行するための長さです。そして全12回すべてを、ケイタ社長ご本人が直接担当します。代理の講師は立てません。どの作業をAIに渡し、どこを人が持つのか。この線引きは、「ケイタ式」を知り尽くしている人でなければ判断できないからです。

この四つの順序を、どう12ヶ月に落とし込んでいくのか。その中身をここで書き始めると、かなり長くなります。順を追わないと、かえって誤解を生む種類の話でもあります。ですので、まとめてお伝えする場を用意させて頂きました。8月9日(日)の朝10時からです。参加は無料です。ここから数えて、あと4日あります。

国内仕入・海外輸出の王道物販「ケイタ式+AI」年間プログラム2026説明会を兼ねたセミナー

・8月9日(日)朝10時〜
・8月15日(土)朝10時〜
参加費:無料→ https://m.kitasociety.com/260809-15