1935年(昭和10年)頃の日本の「企業物価指数」は0.994で約「1」でした。それから約87年間が経過した2022年。「企業物価指数」は、859.4になり。約854倍※になりました。※参照記事「日本銀行HP」昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/history/j12.htm
つまり、単純計算で「物価」は、約860倍になり。「お金」の価値は、約860分の1になってしまったとも言えます。仮に当時に今で言う1億円相当のお金を持っていたとしても。何も運用していなければ、87年後にはたったの11万円程度の価値に激減してしまったことになります。
山形県から横浜に出て来たうちの祖父が、若かりし頃に購入した、横浜市、東横線沿線上の実家の土地が「1円」だったと言っていましたが。今では、最低でも7,500万円位にはなっていると思います。「土地」の価値が上がったのか?「お金」の価値が下がったのか?「土地の価値」と「お金」を比較してみると、驚愕とも言える変化を感じます。
何をもとにして考えるかで、「物価」と「お金」の相対関係は変わってきますが。どちらにしても、30年、40年、50年・・・と、長期視点で見ていくと。「物価」は上がり続け、「お金」の価値は下がり続ける。これから先のミライ、仮に10億円持っていたとしても。数十年後にその10億円が、今で言うところの200万円ほどの価値へと目減りすることだって起こり得てしまう。
過去にお米10kgが、1円以下の金額で買えていた時代がある。今日ではお米10kgの相場が約2,500円。「物販」による商品の取引は、その時々の「お金の価値」によって、取引される。これが仮に今日時点で、「株式投資」によって、10億ホルダーになれたとしても、安心しきることはできない。
どれだけ「お金持ち」になれたとしても、「物販ビジネス」を完全に捨て去ることができない最大の根拠になります。長期視点においては、「お金だけ」という状態も、とてもとても危険。「物販ビジネス」によって、常にその時の相場で収入が入り続ける仕組みを一つ持っておくの意味と価値がここにあるわけです。
47年間でお金の価値は2〜3分の1になった
僕が小学生の頃の「週刊少年ジャンプ」の値段は、170円でした。それが今では、290円になっています。35年間で、価格は1.7倍になったわけです。僕が生まれた頃との比較では、「企業物価指数」に基づくとすべての物価が約2倍以上。「消費者物価指数」に基づくとすべての物価が約3倍以上。になってしまっています。
僕が生きている時代だけでも、「物価」は上がり続け、「お金の価値」は下がり続けているのです。これから先のミライ、10年後、20年後、30年後、40年後・・・僕たちの生きている間だけを考えてみても。今の1万円札が、ミライにも「1万円」としての価値が担保されている保証はどこにもない。
むしろ過去からの統計データを見てみると。どれほど「お金」が価値の維持を頑張ったとしても、2〜3分の1くらいには、なってしまう恐れがある。そうなる確率はかなり高いです。現に2020年に入った後も、ベネズエラの通貨は、ボリバルの通貨価値の大幅下落を受けて、2020年→2021年のたった1年間で「お金の価値」が、約15分の1まで下落してしまいました。
これはどういうことか?日本円で例えてみると。昨年まで「1億円」あると思っていた人たちが、たったの1年間で、それまでの「約666万円」位しか持っていなかったことになってしまったということ。それ以前の過去にも、「ジンバブエ」では、「お金」の価値が「50億分の1」になってしまった・・・という事件も現実として発生してしまっています。
日本は現在、比較的このような「ハイパーインフレ」が発生しにくい国であると言われていますが。これから先のミライに何が起こるかわかりません。せっかく「無敗の株式投資法」によって、「金融資産」が何十億円にも膨れ上ったとしても。
それが、その価値を成さないのだとしたら・・・。「オレはもう億万長者だから、なんにもお仕事しなくていいんだぜ!」・・・という人たちは、紙切れのようなものを、沢山積み上げて喜んでいただけ・・・というリスクも無きにしもあらずなのです。
「起こり得るリスク」を潰すために・・・
僕は今日時点においては、「日本円」を基準にした時。「野村総合研究所」で言うところの「超富裕層」にいることは確かですが。「それでは、 これから先のミライにおいて、 お金の価値そのものが崩れたら どうするのか?」という問いを、自問自答した時に。両手を高らかにあげて「ゴォォォォォォォル!」という感じには到底なれません。
「お金だけ」を持つことの不安材料も残っているからです。だから、「ビジネス」を捨てることはできないのです。経営している会社で手掛けている「物販ビジネス」では。確かに今日時点では、「株式投資」と比べて、年間利回りも、年間に稼げる金額も、低い状態ではありますが。
こうした「未曾有の危機」的なものに直面してしまった際には、「物販やってて良かった・・・」と言えるものであると、想定しているからです。「物販」のビジネスモデルは、一見すると派手さは無いですが。人が物を使う動物として生きている限り。物が必要なくなってしまう世の中・・・というのはありえないと思います。
「物販」によって、常にその時の相場で、安定的にお金を稼ぎ続けられる仕組みを維持継続させながら。長期期視点の「株式投資」で「お金」を増やし続ける。この両輪を維持・継続して行く中で、自分が死ぬまで増やし続けている「お金」の価値が、世の中の平均的な生活費を圧倒的に超え続ける状態そのものが、「安心・安定」と言えるものだと考えているのです。
だから・・・「株式投資」だけをしていて、お金を増やすことができているからと、ビジネスのすべてを捨てて良いか?と問われれば、その答えは「ノー」。最低1つは「物販ビジネス」を営みお金を稼ぎ続け、「銀行融資でお金を創る」で資金を創り続け、その上で、お金を「株式投資」で増やし続ける流れを構築しましょう!やはりココにたどり着くわけなのです。
どこかの陰謀論者的に、「日本のお金の価値が崩壊する! ハイパーインフレが来る!」などと言っているわけではありませんが。それでも、「万が一に備えて・・・」起こり得るリスクは一つ一つ丁寧に潰していくためにも、今日時点で「物販ビジネス」で稼ぐ仕組みを、一つも持っていなかったとしたら。
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このどちらか、または両方のビジネスモデルの再現に、挑戦してみることを推奨したいと思います。